マンションは、その戸数が平成15年末時点で約447万戸に上り、国民の約1割が居住する都市の居住形態として広く普及しましたが、一方で、老朽化や陳腐化したマンションが増えつつあり、今後、その数はさらに急速に増加することが懸念されます。 マンションにおける居住環境を良好な状態に維持又は改善し、その資産価値を維持していくためには、大規模修繕や改修、建替えなどによる「マンション再生」を進める必要があることから、国土交通省では、マンション再生の推進に向けた取り組みを行っているところです。 こうした取り組みの一環として、マンションの居住環境の維持・向上、長寿命化のためのマンション共用部分の改修の手法等について取りまとめた「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」を作成しましたので、お知らせします。 改修によるマンション再生の重要性 建築後一定の年数の経過したマンションの質及び価値を長持ち