1 令和 4 年 9 月 2 日 厚生労働大臣 加藤 勝信 殿 新型コロナウイルス感染症における喫緊の課題と解決策に関する提言 一般社団法人日本感染症学会 理事長 四柳 宏 公益社団法人日本化学療法学会 理事長 松本哲哉 新型コロナウイルス感染症の感染者は国内ですでに1500万人に達し、死者も3万5千人を超え ています。我々はすでに第7波まで流行を経験しておりますが、残念ながら流行を繰り返しても状 況は改善するどころか、むしろ悪化しています。現在、連日20万人以上の感染が確認されていま す。発熱外来の予約が取れず、診断されていない方もかなりの数にのぼっています。最近では連 日250名を超える方々が亡くなられていますが、その大半は基礎疾患を有する高齢者であり、オミ クロン株であっても基礎疾患の悪化によって重症化しやすいことがわかります。また、若年者は重 症化の割合こそ低いものの、様々な後遺症
新型コロナウイルスの急拡大で子どもの感染が増えている中、文部科学省は学級閉鎖などを判断するための基準を初めて示しました。学級で感染者が複数確認された場合などに5日から7日程度を目安に実施を検討するとしています。 児童生徒や教職員の感染が確認された場合の学級閉鎖や休校をめぐっては、これまでは教育委員会などが、保健所による調査や濃厚接触者の特定を受け、助言を得たうえで必要性を判断してきました。 しかし、感染が急拡大している緊急事態宣言が出ている地域などで、保健所の業務がひっ迫し調査が遅れるおそれがあるとして文部科学省は厚生労働省と協議のうえ、初めて具体的な判断基準を作成しました。 この中では、濃厚接触者や検査対象者の候補のリストを学校などが作成する際の具体例が示され、検査の候補者の特定が難しい場合は感染者が1人でも学級全員を検査の対象とできるとしています。 そのうえで学級閉鎖については ▽同じ
新型コロナウイルスに感染して宿泊施設や自宅で療養する軽症の患者について、厚生労働省は「唇が紫色になっている」「座らないと息ができない」など、重症化の前兆となる緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表しました。 ただ、家庭の事情などで自宅で療養する患者もいて、容体が急変する可能性もあることから、緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表しました。 この中では、症状の例として、表情や外見では「顔色が明らかに悪い」、「唇が紫色になっている」、また、息苦しさの状態としては「胸の痛みがある」「横になれない。座らないと息ができない」、「肩で息をしている」など、合わせて13の項目を挙げています。 厚生労働省はこれらの項目を患者や家族が原則1日2回確認し、該当する項目が1つでもあれば自宅療養の人は自治体の連絡窓口、宿泊施設であれば配置されている看護師などにすぐに連絡してほしいとしています
みらかホールディングス子会社の富士レビオ(東京・新宿)は28日、新型コロナウイルスの簡易診断キットを5月中旬から生産すると発表した。インフルエンザなどの診断にも使われる手法で、鼻の奥の粘液を採取してキットに垂らすと色のついた線が浮かぶ仕組み。現行のPCR検査が判定に数時間かかるのに対し、医師などがその場で10~15分で感染の有無を判定できる。早期の診断が広がれば、重症化する前に治療する機会が増
医療用の高性能マスクが不足していることから、厚生労働省は使い終わったマスクを再利用するよう自治体を通じて医療機関に周知しました。 厚生労働省によりますと、このマスクをめぐっては海外からの輸入が大幅に減っているため、医療現場で不足しているということです。 このため厚生労働省は、本来は使い捨ての「N95」マスクについて、使い終わったものを滅菌するなどしたうえで、再利用する例外的な対応をとるよう自治体を通じて医療機関に周知しました。 マスク不足に直面したアメリカの事例を参考に、滅菌の具体的な方法を示すとともに、ウイルスが生存できる時間を踏まえて、5枚のマスクを5日間のサイクルで1枚ずつ繰り返し使うことなどを紹介しています。 政府は「N95」マスクについて確保を進め、同じ性能を持つほかの医療用マスクとあわせて70万枚を今月中に全国の医療現場に配る方針だとしています。
1 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」 (2020 年 3 月 19 日) 本専門家会議は、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の下、新型コロナウイルス 感染症の対策について医学的な見地から助言等を行うために設置されました(令和2年 2 月 14 日 新型コロナウイルス感染症対策本部決定) 。この見解は、新型コロナウイルス厚 生労働省対策本部クラスター対策班が分析した内容等に基づき、専門家会議において検討 した結果をまとめています。 現在までに明らかになってきた情報をもとに、現状の状況分析を行い、その正確な情報 提供に努めるとともに、政府及び自治体に対し提言を、国民の皆様及び事業者の方々に対 しお願いをすることとしています。 分析結果等はあくまでも現時点のものであり、随時、変更される可能性があります。 Ⅰ.はじめに 新型コロナウイルス
厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染者集団「クラスター」が北海道、愛知県、大阪府など10都道府県の15カ所で発生したと明らかにした。ホームページで15日正午時点の発生状況を示した全国地図を公表した。 地図は東北大の押谷仁教授(ウイルス学)ら専門家の分析に基づいて作製した。感染者数が50人以上、10人以上、5人以上のクラスターごとに色分けして表示している。 50人以上のクラスターが出たのはライブハウスを通じて感染が広がった大阪府1カ所。10人以上はライブバーなどを介して拡大した北海道、屋形船での新年会がきっかけとなった東京都、福祉施設を介した愛知県など10カ所。5人以上はスポーツジムや福祉施設が舞台となった千葉県など4カ所。 厚労省はクラスターの発生が確認された地域に「クラスター対策班」の専門家を派遣するなどして対応に当たっている。 エボラ治療薬、新型コロナの国内患者に投与 一定の効果か
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