欧米のニュースを観ていると、日本との違いに気づく。 欧米では女性がメインキャスターとしてスタジオを仕切っている番組が珍しくないのに対し、日本にはほとんどない。それよりも、年配の男性アナウンサーの横で若い女性アナウンサーがアシスタント役に徹している構図が目立つ。 女性アナウンサーはバラエティ番組にもよく出演し、ここでも司会の男性タレントを盛り立てる役回りだ。 そして彼女たちは「女子アナ」と呼ばれ、その言外には「こうあるべき」という響きが込められている気がする。なぜこの国には「女子アナ文化」みたいなものがあるのだろう? 1980年代からニュースキャスターとして活躍してきた安藤優子さんに聞いた。 テレビ画面のなかの「主」と「従」の関係 ──そもそもなぜ「女子アナ」という言葉があるのでしょう? まず、私自身はアナウンサーとしてテレビ局に就職したことがなく、ずっとフリーとしてやってきたので、局のアナ
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