http://d.hatena.ne.jp/sava95/20070101/p2 「新しい教育基本法の理念に基づき、日本の伝統や文化、歴史に関する教育を充実し、国を愛する心や国旗・国歌を大切に思う気持ちを育む」「教育現場のみならず、官公庁や企業、スポーツイベントなど、社会のさまざまな場面で日常的に国旗を掲げ、国歌を斉唱し、これを尊重する心を確立する」ことが明記された。 今日から官公庁は仕事始めで、僕のところでも、職員を集めてトップからの年頭の挨拶(訓示)みたいなのがあって、またその話が結構長かったから、「挨拶を聞く職員の人件費も馬鹿にならないから手短にすればいいのに」と思ったりしたのですが、ふとこの記事のことを思い出して、「日常的に」官公庁で国歌が斉唱されるようになったら、その人件費って一体どれぐらいになるのだろうかと、ちょっと考えてみたくなりました。 とりあえずもの凄く大雑把に、このサイ
■教育基本法ですが(愚痴) なんかなー(←って最近癖になってる)、まあこれまでも行われてきたようなことがまた今回も行われたというだけの話といえば言える。熱く怒っている人や、悔しがってる人や、まだ戦いは終わっていない希望を持とうと叫ぶブログをあちこちで見たが、なんか醒めてるなー私。中でも違和感覚えたのが、これからは「真の」教育基本法を取り戻すために頑張ろうとか言ってる人がいることで(複数見た)。 さすがにひいた。いや、その意気込みは買うんですが。 いやちょっとやめてください「真の」って。なに宗教かってんだよ。 私は自民党などが出していた「改正案」が実現されてそれに沿っていろんなことが実行されると、世の中がより息苦しいことになるなと考えるから「改悪」と思っていたし、このブログにも自分のスタンスとしてその旨掲げているわけだが、だからって「改正」前の基本法を信仰しているわけじゃない。愛国心や道徳を
12月15日、ついに「改正」教育基本法が安倍内閣のゴリ押しによって成立した。 翌16日の「朝日新聞」は、一面で『改正教育基本法成立 「個」から「公」重視へ 制定後59年 初見直し』という見出しでこれを報じた。記事は、批判的なニュアンスを込めてはいるが、腰の引けた記事だ。そして、このところ社会面に移っていた「いじめられている君へ」という連載記事がなぜか一面に舞い戻り、漫画家・松本零士氏の文章が掲載されている。あたかも法案の成立を祝するかのように。 二面以下をじっくり読むと、今回の「改正」基本法案に批判的な記事が書かれているのだが、一面に松本零士氏の「夢は大きいほどいい 人生を支えてくれる」などという見出しの文章が載っていると、まるで今回「改正」された教育基本法が、子供たちの人生を支えるかのような錯覚に襲われる。悪質な印象操作というしかない紙面になっている。 一方、「毎日新聞」は、二面以下の記
■[教育基本法]教育基本法「改正」反対国会前中継(まとめなおしました) 17:30 追記12/16:既にたくさんの方にご覧戴き、ブクマ(http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//d.hatena.ne.jp/annntonio/20061215)も戴いております拙ブロクのこのページを、改めて整理いたしました(ページのお題も、ブクマに習いました。命名主さん、ありがとう<(_ _)>)。 ここで書かれたものは、現場にいた私の耳によるもので、お話された方の発言と厳密に一緒ではありませんので、ご容赦ください。 また、拙ブログのコメント欄に戴いた皆さんのコメントも、このエントリに挙たいのですが、いかがでしょうか? 「改正」案が通されてしまうまでの、民主主義を巡る攻防というか、“息遣い”というか…が感じられる記録になっていると、ワタシは思うのです。そしてこの緊張感ある
教育基本法改悪案は12月15日、自民党・公明党の賛成で、参議院本会議で可決・成立してしまいました。 この間の乱暴な採決強行に、強い憤りを覚えます。改めて改悪法の白紙撤回を求めます。 内容そのものも、愛国心の強要やゆがんだ「公共の精神」の押しつけなど、問題の多いものです。愛国心や公共の精神は一人一人の内面に属するものですし、「公共の精神」と称したものは「一部のものの私利私欲のために、一般国民の自己犠牲を強いる」という代物だということはいうまでもありません。 またこの間の審議のやり方をみても、タウンミーティングでのやらせ質問問題、改定賛成派も含む慎重審議を求める広範な国民世論を無視して採決強行したことなど、公共の精神に欠けるのは政府・与党の議員だといえます。 「一部の人間が私利私欲で勝手なことをおこなっても正当化される。そのくせ、そんな自分勝手きわまりない人間が、他人には公共心や公徳心を
参議院特委本会議での教育基本法改正案の強行採決という愚行は、これからも決して忘れることはない。 アメリカ占領下であった現行教育基本法の質疑と今回の衆参の質疑とを比較してもらいたい。ぜひ、帝国議会の議事録を読んでいただきたいのだが、当時の方が今よりも突っ込んだ議論が行われているし、教育のことをよくよく考えて議論をしている。占領下の議会よりも議論が低調で、低俗であるというのはどういうことか。 これから、議事録などを基にして今回の改正論議がどのようなものだったのか検証が進められていくことを強く期待する。そして、今回の愚行は長く語り継いでいかなければならない。 牛刀を以て鶏を割くような今回の行為が、他の場合にも行われるかもしれない。自分たちに都合の悪い法律を、些細な理由をこじつけてみたり、スケープゴートを使って改正する。そういうことを繰り返させてはいけない。 改正反対と言うことをこれからも止めるこ
今日は大阪で開かれた社民党憲法学校(党大阪府連合主催)に日帰りで行って、「教育基本法」と「共謀罪」をめぐる緊迫した国会状況を話してきた。会場からは、「私たちはどうしたらいいのか」と問いかける声が続いて、何とか参議院審議段階で教育基本法の成立を阻止することが出来ないかと多くの人が真剣に感じ始めていると受け止めた。今日はメールでいただいた意見をふたつ紹介することにする。これからも、メール投稿の場合は「投稿・公開可」と書き入れて、匿名か実名かも書き込んでいただければ、政治家の一方的発信のブログではなく、「声と智恵の交差点」となるように場をつくり続けていきたい。 投稿1 『メディアを買い取る責任』 豊島耕一(佐賀大学理工学部教授) 要約 ■教基法改悪を阻止するためには,少なくとも強力なテレビCMがどうしても必要だと思います.大規模な集会もメディアが意図的に無視するので,大多数の国民にとっては存在
■教育行政、「不当支配にあたらず」 国会審議で文科相 http://www.asahi.com/politics/update/1122/010.html 伊吹文部科学相は22日の参院教育基本法特別委員会で、政府の教育基本法改正案が、教育は「不当な支配」に服することはないと規定していることについて「国会で決められた法律と違うことを、特定のグループ、団体が行う場合を『不当な支配』と言っている」と語った。一方、法律や政令、大臣告示などは「国民の意思として決められた」ことから、「不当な支配」にあたることはないとの考えを強調した。 現行の教育基本法は「教育は、不当な支配に服することなく」と規定。政府の改正案も、この表現を踏襲しつつ、「法律の定めるところにより、行われるべきだ」との規定が追加された。 これまで教職員組合などは「不当な支配」の規定を、教育行政による教育現場への「介入」を阻止する「盾
様々な意見が乱立する状況で、何を信ずるかがコミュニティの利害に強く関わっていると思われているときには、事実が実際にどうであるかにかかわらず、誤った予測でも繰り返して語り続ければ、信頼を失うどころか、「専門家」とさえ見なされる。 2006年11月16日、野党が審議を拒否する中、衆議院で教育基本法改悪案が強硬採決された。前日の、衆議院教育基本法特別委員会では、5人の公述人のうち、3人が、「改革」に反対・慎重な態度を示したにもかかわらず。 改悪反対の理性的な声の高まりに対し、何一つ具体的な反論を示すことができないまま、数に訴えてなされた不正な強行採決。 この強行採決は、現在、問題になっている学校での「いじめ」と同じやり方を、したがって結局のところは「いじめ」そのものを、政府・与党が容認しているばかりか推進さえしていることを白日のもとにさらした行為でもあった。 数さえ多ければ、何をしてもよい。いか
友人からの電話で知った。…・゚・(ノД`)・゚・ …今年は色んな人が死ぬなあ… (T_T) http://d.hatena.ne.jp/pr3/20061116 経由。 http://www.asahi.com/obituaries/update/1116/002.html 「魔界転生」などの漫画家、石川賢さん死去 2006年11月16日18時54分 石川 賢さん(いしかわ・けん=漫画家、本名・賢一=けんいち)が15日、急性心不全で死去、58歳。通夜、葬儀の日取りは未定。 69年に漫画家永井豪さんのダイナミックプロに入り、アシスタントを務めるかたわら「ゲッターロボ」(永井さんと共著)、「魔界転生」などを発表した。 http://www.asahi.com/obituaries/update/1117/004.html 漫画家・石川賢さんの通夜、葬儀 2006年11月17日20時21分 故石
今から7時間ほど前に、衆議院教育基本法に関する特別委員会は政府提出の「教育基本法案」を与党で単独可決した。昨日は午前中、中央公聴会を開催したが、与党推薦の公述人も国会での審議は不十分だと述べていた。それにもかかわらず採決をとったということは重大な問題だと考える。今国会では、今国会でもというべきかもしれないが、自民党、公明党の委員は法案の内容にそった質疑を行っていない。民主党もそれに近い。法案の具体的な内容の審議を行わずに採決をとるということは議会制民主主義の根幹を否定するものである。 国会の審議を見る限り、自民党は言うに及ばず、公明党の委員の質問はあまりにもひどかった。法案の本質に迫る質問は避け、ひたすら公明党の実績を誇張する内容であった。どうしてここまで自民党に寄り添うのか疑問である。政党としての自立性があるのかとも思った。 公明党の主張は、今あるものにさらに新しいものを加えればよくなる
平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効 今回は「教基法の改正」に関する話と、衆院の委員会で出た「不正履修、教委の文科省出向 者が黙認 伊吹文科相が認める」「教員免許の更新制度を6年に短縮か?」という話を。 おまけで「中川の核発言はやはり安倍首相の容認のもとでか?」も。 与党は、本気で10日か14日に、教育基本法改正の衆院委員会で採決を行なう予定らしい。 6日午後に行なわれた教育基本法案を審議する特別委員会の理事会で、与党は、8日 に地方公聴会、9日に参考人招致を行ない、10日にに締めくくりの総括質疑をした うえ採決したいと提案したという。 審議時間が6日の質疑で70時間を超えたことなどから、遅くても14日の衆院本会議 で可決したい考えのようだ
■[子ども・教育]文科省はPTA全国組織を利用して教育基本法改正の宣伝活動してました!「教育基本法」改正反対 小学生の子どものいる知人から「子どもがこんなプリントを持ち帰った」とFAXを貰った。検索したら、社団法人日本PTA全国協議会のTOPページに掲載されていたので、転載。 社団法人日本PTA全国協議会 ■緊急アピール■ 「いじめ根絶といのちの尊さを訴える」 「いじめ」を苦に尊い命を自ら絶つ子どもたちが相次いでおり、社会に大きな衝撃と深い悲しみをもたらしています。何げない一言が、相手の心を深く傷つけます。 私たちは、二度とこのような悲劇をおこさせないため、子どもたちに「いじめ」はいけないことだときちんと教えるとともに、教育の原点である家庭教育のあり方を改めて問い直さなくてはなりません。 なお、教師による言動が「いじめ」を引き起こしたとも報じられています。誠に残念であります。二度とこのよ
■おとぎ話:もし教育基本法が「改正」されたら これって学校教育だけの話だと思ってる人もいるみたいだけど、教育基本法には「社会教育」も含まれるんだよね。社会教育ってのは具体的にはどこら辺かというと、公民館や市民会館、市民センターなどでの自治体主催もしくは共催、後援に自治体の名前が入っているような行事(講演会、市民講座、スポーツ大会など)、広く取れば公民館や市民センター、市民グラウンドなどの自治体の施設を使って行われる活動全般(そういう活動を自治体は支援してますとみなされる)、それに図書館、美術館、博物館等における資料提供や行事、活動なんかも立派な「社会教育」である。自分は市民センターの講演会なんか行かないし図書館も美術館も興味ないもんね、という人も多いと思うが、たぶんねー、出版とかテレビ放送のコンテンツなんかにもなんだかんだで影響は出てくるような気がするんだよな。今でも「青少年に有害」とやら
教基法「改正」に反対の声を上げているのは主に左っぽい人たちなわけだが、しかし、この「改正」の問題点は左派的価値観にのみ関わりのあることではない。政治的立場を問わず一致して反対すべき問題点に絞って提示してみたい。 教育基本法「改正」を問う―愛国心・格差社会・憲法 作者: 大内裕和,高橋哲哉出版社/メーカー: 白澤社発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 参考資料はこの本。前半が高橋哲哉&大内裕和の対談、後半が大内裕和氏による問題点の整理という構成。後半部を参考にしつつ論点を抽出する。 教育の目的の変更:「個人の価値」の尊重から国策としての人材育成へ 教育主体の変更:主権者から教育行政へ 新自由主義的理念へのシフト 平和憲法との切断、改憲への布石 1は愛国心、3は格差社会、4は憲法との関連で左派の関心を集めているところでもあり、あちこ
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