まじめな話, 作り話千秋楽が終わって一週間,場所前のこの大相撲史上にのこる大事件について,ようやく書く気が出た.朝青龍 舞の海さんに「おう、秀平」−スポニチニュース6日の稽古後に朝青龍から「顔じゃないよ」(そんな身分じゃない)と暴言を吐かれた元小結・舞の海秀平氏が、稽古総見後に横綱とばったり。今度は「おう、秀平」と呼び捨てにされた。2日連続の無礼な応対となったが舞の海氏は冷静で「横綱に下の名前を覚えてもらって光栄です」と笑顔で返した。ぼくはふだんは朝青龍のことを応援しているのだけど,舞の海を軽んじることがあれば容赦なく罵声を浴びせる覚悟だ.舞の海はここで反発したら世間にどのような印象を与えるかという事が分かっているから,あえて笑顔でコメントを返したのだろうが,内心でははらわたが煮えくり返っているに違いない.そんな自分を抑え,いつも,どんな理不尽な目にあっても穏やかな態度を崩さない.舞の海は