停戦合意の進展を伝えるニュースを喜ぶイスラエル人の人質の支援者ら=テルアビブで2025年1月15日、ロイター イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは15日、一時的な停戦で合意した。19日に発効する。仲介国カタールのムハンマド首相兼外相が発表した。2023年10月に始まった戦闘が止まるのは、23年11月24日~12月1日の休戦以来、約1年ぶり。今後、恒久的な停戦につながるかが注目される。 今月20日に就任する米国のトランプ次期大統領は、自身の就任前に停戦合意をまとめるよう求めていた。トランプ氏は15日、自身のソーシャルメディアに「中東の人質の取引は成立した」と投稿した。 ロイター通信などが報じた停戦案では、「第1段階」で42日間の停戦を実施。イスラエル軍は人口密集地などから徐々に撤退し、ハマスは残る人質約100人のうち女性や子どもなど33人を解放。イスラエルも拘束中のパレ