広告・マスコミ界向け人材サービスを手がけるマスメディアンは、就職活動を控えた学生を対象にした教育プログラム「ジブンと社会をつなぐ教室」を今秋に都内で開講する。電通の協力によるもので、同社のプランナーやクリエイターらが中心に講義を行う。 企業から採用内定を獲得するためのノウハウや面接のテクニックを教えるものではなく、就職活動を行う学生自身の価値発見やその表現の仕方など、就職をめぐる本質的な課題解決策を提供するのが狙い。講義は少人数によるワークショップ形式で進められる。 書籍「広告のやりかたで就活をやってみた」(宣伝会議刊、2011年)で紹介した、広告会社が行う商品のプロモーション手法を就職活動に応用する考え方を実践のプログラムに落とし込んだ。具体的には、就職活動を行う学生を商品、友人らを競合、志望企業をターゲットを設定し、広告のステップに沿って自身の本質的な価値を表現するという。同書は電通の