部活動として、eスポーツに取り組む高校が全国で広がっている。福井市の仁愛女子高でも昨年10月、eスポーツ部が発足。全国高校eスポーツ選手権(毎日新聞社など主催)を例にみてみると、出場者は男子高校生が圧倒的に多い状況にあり、女子高でeスポーツ部が誕生するのは全国的に珍しいだろう。 仁愛女子高の部員は現在、12人。校舎の3階にある広報室が放課後、練習場所となる。eスポーツ部顧問の下野博之先生(51)が学校の広報担当を務めている関係で、昨年10月の創部時に急きょ、広報室が「部室」へと変わった。今後、光回線の工事を施すことも決まっており、下野先生は「部員も増えているので、後にはひけません」と笑いながら言う。 部の特徴は、明るく、笑顔が絶えないことだ。部長の村美優さん(3年)を中心に、笑いが起こり、練習風景はまるで女子会のようだ。ただ、笑いの裏で実力アップを果たすため、熱い議論を重ねているという。シ
最多得票 ツイッターで行ったアンケートへご投票ありがとうございました。名馬が多すぎて迷ってしまったので、皆さんの声を聞かせていただきました。最も票を集めたのは、アニメ「ウマ娘」の第1期で〝もう1人のヒロイン〟とも言える存在だったサイレンススズカ。いつものように東スポで振り返ってみたいと思います。(文化部資料室・山崎正義) 何がすごかったのか「今までで一番強いと思った馬は?」と聞かれた競馬ファンは悩みます。強さには様々な要素があるからです。でも、「今までで一番速かった馬は?」と聞かれたら「サイレンススズカ」と答える人はかなり多いはず。そう、サイレンススズカは「速い馬」でした。 その速さを、なるべく競馬初心者の人にも分かりやすく説明するにはどうしたらいいだろう。私も含め、数字が苦手な人もいるでしょうから、まずは、できるだけタイム的な話を避けて説明しようと…う~ん、かなり難しいんですが、こんな表
対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV』の世界大会「CAPCOM CUP」の出場権をかけたオンライントーナメント「CAPCOM Pro Tour Online 2020」が、世界各地で開催されています。2020年7月には、日本のプレイヤーが参加できる「アジア-東大会1」が開催されました。また、2020年10月24日、25日には「アジア-東大会2」が開催されます。「アジア-東大会2」のエントリー締め切りは10月19日12時。大会の様子は「YouTube」「Twitch」「Mildom」などで配信されます。 オンラインeスポーツ大会はどのように進行するのだろう――。そんな素朴な疑問を抱いたマンガ家の「たき りょうこ」さん。普段アシスタントをしているeスポーツマンガ『東京トイボクシーズ』の取材も兼ねて(?)、「アジア-東大会1」に出場しました。エントリーから大会当日までの様子をレポートまんがでお
記者をやっていると「書きたいけど書けない」という状況にも出くわす。 大半は「書かれる側」に配慮して、というパターン。 これは読者の皆さんにも想像はつくかもしれない。 もうひとパターンある。 それは「自分が関わりすぎていて書けない」だ。 ファンの皆さんが読みたいのはやはり、アスリート本人のエピソードだと思う。その描写に、あくまで「媒介者」でしかない記者が写り込むのは避けるべき。多くの記者がそう考えている。 ただ、記者が写り込むことによるマイナスと、書いた時のインパクトとで、後者が上回りそうな時もある。 天秤にかけて、書いた方がいいのではないか、と悩む。原稿の仕上がり直前まで、その要素を削ったり、また書き込んだり…と。 今回は書かせていただくのは、記者人生の中で最も悩んだケース。 それは新聞記者生活の最後の日のことだ。 よりによって、現場から書く最後の原稿について、僕はものすごく悩むことになっ
2月6日に発売を迎え、多くのユーザーの方々にプレイしていただいている『グランブルーファンタジー ヴァーサス(以下、GBVS)』。サイゲームスを代表するタイトル『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』のスピンオフであり、またサイゲームス初の格闘ゲームでもある本作。 今回は『GBVS』のクリエイティブディレクターを務めた福原哲也に、作品に懸けた想いや制作の裏側について語ってもらいました。 2011年入社。『グランブルーファンタジー』のディレクターとして、プロジェクトの立ち上げから今まで開発・運営に携わる。現在は『グランブルーファンタジー ヴァーサス』や『GRANBLUE FANTASY Relink』などのコンシューマー展開に加え、TVアニメシリーズ・グッズなどの監修も務め、『グランブルーファンタジー』の世界を広げ続けている。 「『グラブル』ファンに楽しんでもらう」「eスポーツ展開を意識
欧米に遅れながら、日本でも対戦型ゲームを競技のように楽しむeスポーツが普及してきた――。 ここ数年、こんな報道をよく目にするようになりました。その裏側で静かに、しかし、着実に盛り上がりを見せているのが“最速クリアを目指す”RTA(リアルタイムアタック)。eスポーツを「ゲーム界の格闘技」と表現するなら、100メートル走、ハードル走などのように個人の記録を追求する「ゲーム界の陸上競技」と例えられるかもしれません。 eスポーツと同じようにRTAもまた、現在はさまざまなイベントが開かれるようになってきています。今回は、国内最大規模のRTAイベント「RTA in Japan」の主催者・もかさんに、「日本におけるRTAの歴史」「広まりつつあるRTAの今後」などを伺いました。 「RTA in Japan」インタビュー 本企画は全3本のインタビュー記事になっています。 【ゲームの日本史】とにかく最速クリア
1985年生まれ。ヴィジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」のベース担当。大のゲーム好きで、全国ツアー中は各地へアーケードコントローラーを持ち回り、会場や宿泊ホテルでゲームを行うほど。eスポーツイベントに自ら出場したり、解説やMCも務めたりと、eスポーツへの造詣も深い ――さまざまなイベントや催しも行われ、eスポーツの注目度が高まっていく渦中にまさにいた歌広場さんですが、ご自身の内面には何か変化はありましたか。 歌広場: この1年間、「eスポーツ」という言葉を何百回発したか分からないくらい、いろいろなメディアでお話しさせていただきました。その中で今回、このインタビューを受けるに当たって、正直になろうと思ったことがあって。 実は僕、この1年でゲームがとてもつまらなく感じるようになってしまったんですよ。『ストリートファイターⅤ』が好きということは変わっていないんですが、どういうわけか以前
ホーム インタビュー 『ストリートファイターV』プロモーションプロデューサー綾野智章インタビュー。CPT大会利用コントローラーに関するルール改定の意図に迫る 株式会社カプコンは2019年6月21日、『ストリートファイターV アーケードエディション』の公式大会群であるCAPCOM Pro Tour(以下、CPT)のコントローラーに関する規定を更新した。アメリカ イリノイ州で開催されている格闘ゲーム大会COMBO BREAKERから続く、一連の改造コントローラーの是非に関する騒動について、公式からの回答とルール改定という形で決着がついたという形になる(前回記事)。 COMBO BREAKERは今年開催された「Combo Breaker 2019」にて、移動行動を左右同時入力した場合、後に押された方が優先されるタイプのSOCD Cleanerを禁止するとの判断を下した(SOCD=Simultan
書こうか散々悩んでいたのですが、以下のブログの記事を読みちゃんと言葉にしたほうがいいのでは、と思い記事を書いています。 まずはこの問題を声にだし、この記事を書くきっかけをくださったお二方に敬意を表します。 babonyans-akiu.hatenadiary.com yesnomo3.hatenablog.com 自己紹介 最近ではプレイ頻度が減りましたが、格闘ゲームをプレイするのが大好きなおっさんです。プレイ動画を見るのも好きです。スト4シリーズ、スト5、GGXrd、ドラゴンボールファイターズ等をプレイしてきました。過去、以下のニコ生コミュニティで配信していたのでひょっとしたらこの記事を読んでいる方の中にも見てくださっていた方がいるかもしれません。 com.nicovideo.jp 活動をやめた理由 一言でいうと、誹謗中傷に耐えられなくなったからです。id:YesNoMO3 氏が 多分こ
テクノスポーツ“HADO”とは? 頭にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、腕にアームセンサーを装着して、3対3で戦うチームスポーツ。HMD越しに見えるCGの弾を相手に当てて得点することが目的で、シールドを張って防御したり、身体を使って回避して失点を防ぐことも重要になる。ごく簡単に言えば、“無限に弾が撃てるドッジボール”。 意外なところから生まれたスポーツとしてのHADO “かめはめ波を撃ちたい”という単純明快な着想から、2015年ごろにHADOの開発がスタート。当初はタワーディフェンス型のゲームを想定していたが、テストプレイをしてみたところ、オブジェクトを攻撃することにすぐに飽きてしまい、プレイヤーどうしの弾の撃ち合いに夢中になる人が続出。そこから、人と撃ち合う現在のコンセプトが生まれ、すぐに本木氏は「これはスポーツになる!」と直感。ルールを整備し、現在のHADOが形作られた。 ゲームで
茨城県立大洗高校(同県大洗町大貫町)で対戦型コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」に取り組む部活動が今年度から始まった。 名付けて「eスポーツ競技部」。部員4人で発足したが、今秋の茨城国体で文化プログラムとして開催される「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」で優勝を目指す。 「目的を持って『勝つ』という強い意志を生徒から感じた。成功体験を与えるのは学校としてやるべきことだ」。同校の猪瀬宝裕校長はこう話す。 同部の市毛智也部長(18)は、昨年9月につくば市で行われた同選手権の茨城プレ大会に出場し3位の好成績を収めた。この頃から部活として活動したいと思い始めたという。 市毛さんたちは創部を猪瀬校長に直訴。当初は一部の教員から「学校でのゲームは校則違反なのでは」「勉学がおろそかになるのでは」と批判的な意見も出た。そのため、猪瀬校長はeスポーツの体験会を開催。同校教員の半数以上が参加する中、
eスポーツ元年として高額賞金の大会が開かれ、各タイトルからはプロ選手が数多く生まれている。自分のようにeスポーツの記事を書くライターも登場し、eスポーツプレイヤーを専門に撮影するカメラマンも存在する。 そんな状況下で、いち早くeスポーツの実況に着目したアナウンサーがいる。それが平岩康佑アナウンサー。 テレビ朝日系列朝日放送の局アナとして、高校野球やプロ野球、サッカーなど第一線で数多くのスポーツ実況をしてきたプロのアナウンサーだ。 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL プレミアムファイト 東京大会で実況する平岩アナウンサー。 氏は今年6月に朝日放送を退社し、eスポーツ実況専門の事務所オデッセイを立ち上げ、鳴り物入りでeスポーツ業界に飛び込んできた人物だ。直近では、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の任天堂公式大会「プレミアムファイト」で実況を務めた。 そして、それに呼応した
プロ野球の試合中継を、野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」風に生配信する――パワプロ好きにとっては夢のような企画が、9月に「AbemaTV」で実施された。パワプロ第1作目の発売は1994年と、20年以上続く人気シリーズにもかかわらず、プロ野球中継とコラボしたのは史上初めて。企画の発表時点で大きく話題になっただけでなく、フタを空けてみれば中継の視聴数は通常の約2倍、コメント数も3倍以上と大盛り上がりとなった。 9月14日・15日AbemaTV「横浜DeNAベイスターズvs.読売ジャイアンツ」より しかし発売元であるコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)や球団側を納得させながら、現実の試合にゲームの仕様を融合させるのは一筋縄ではいかなさそうだ。AbemaTV側は壁をどのように乗り越え「パワプロ風野球中継」というホームランをかっとばせたのか――スポーツ局野球中継担当プロデューサーの押目隆
最新作『パワプロ2018』では「VRモード」が実装されるなど、シリーズを重ねるごとに新たな要素が追加されているが、第1作目からずっと変わらないものがある。 それは、実名のプロ野球選手に“能力データ”が設定されていることだ。 自分がひいきにしている選手の能力が低いと「もっとすごい選手なのに……」とグチりたくなるし、能力が高く設定されていても「わかってないな〜」とひとこと言いたくなる「選手の能力データ」は、開発チーム独自の査定によって設定されているとのこと。 この“能力データ”は、プロ野球界でも、選手が冗談交じりに「自分の能力に納得がいかない」と不満を語るケースもあるようだ。 では実際、プロの視点から『パワプロ』の能力データを見た場合、どのように感じるのだろうか。『パワプロ』における自分やライバルたちの能力データは、どのくらい信憑性があるのだろうか。 この疑問をぶつけるに、最も適切な人物とは誰
「リポビタンD」のファイト!一発シリーズをはじめ、『ウルトラマンパワード』のウルトラマンパワード/ケンイチ・カイ隊員や『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブラック/ジライヤ役などでお馴染みのケイン・コスギ氏が、突如Twitchにてゲーム配信を開始した。 (画像はKaneKosugi – My Road To GOLD ! – Twitchより) 初回配信は2018年3月8日。視聴者は瞬く間に16000人超えを記録した。この数字は驚異的なものだ。 というのもTwitchは英語圏のユーザーが多く、言語分布の問題でどうしても日本語による配信の視聴者数は伸びにくいのだが、同日、ケイン氏の配信はTwitch上でもっとも視聴者の多いものとなった。 また、Twitchでは視聴者の多い配信がトップページの左上に表示されるが、そこに日本語の配信が入ったこともケイン氏が成し遂げた快挙である。 配信のページを開
かつて「ゲーム大国」の名を独占した日本だが、e-Sports(eスポーツ)普及では乗り遅れ、「後進国」とさえ評されることがある。 そんな実態が浮き彫りになる一幕があった。NHKがeスポーツの人気・将来性を掘り下げた番組を放送したところ、視聴者から「eスポーツはスポーツとは言えない」など、否定的な反響が次々と寄せられたのだ。 2024年の五輪では正式競技に!? プロによるゲームプレイを、単なる遊びではなく「スポーツ」として位置付けるeスポーツは、国際的にその地位を急速に高めている。 すでにその「競技人口」は1億人を超えるといわれ、賞金も、トップクラスの海外大会では億単位に達する。2022年のアジア競技大会では正式種目入りがすでに決まっており、24年のパリ五輪での採用も検討中だ。日本でもこの18年2月には、統一団体として「日本eスポーツ連合」が設立された。 これらの最新動向を報じたのが、2月1
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