アプリケーションの実行環境やその運用サービスをサービスとして提供する「SaaS」。オフィスドキュメントの作成ツールから大規模企業向けのCRMやセキュリティ製品までさまざまな製品がSaaSで提供されているが、今回はソーシャルグループウェアが提供するSaaS型のグループウェア「iQube」を紹介する。 iQubeの特徴は、SOHOや小規模企業における企業間の情報共有に向けている点だ。iQubeを提供するソーシャルグループウェアの森垣昭氏は「これまでのグループウェアは企業単体での利用が重視されていた。しかし、個人と企業、または企業間でのつながりが増えている昨今においては、企業を超えた情報共有のニーズが高まっている」と製品の意図を説明する。 iQubeでは、一般的なグループウェアの機能に加えて、外部との連携が取れるプロジェクト別の情報公開範囲の設定機能やブログ、タグといったソーシャル機能などが用意