プロダクトデザイナーの柴田文江さんとオフィス家具メーカー・イトーキのインハウスデザイナーたちとのコラボレーションによって生まれたワークチェア「vertebra03(バーテブラゼロサン)」は、長らくイトーキのロングセラーだったワークチェア「vertebra」のリデザインプロジェクトとして制作されました。コンセプトは、“「働く」と「暮らす」を越境するワークチェア“。従来のオフィス空間だけではなく、家やカフェのような空間にも馴染むデザインのあたらしいワークチェアとして提案されています。 1981年に発売された「vertebra」は「脊椎」を意味する名前の通り、人間工学的に優れたワークチェアとして、多くの時間オフィスで働くひとたちの「座ること」を支えてきました。時代の変化によってワークスタイルは多様化し、自宅でのテレワークやリモートワークなど、必ずしもオフィスで長時間座って働くことがスタンダードで