初日は、昨年10月30日の日比谷野外大音楽堂公演から始まった最新アルバム「カルマ」を携えてのツアー「TOUR "Chemical Parade"」の最終公演として実施。約半年におよぶツアーの成果を証明するような2時間半となった。 ステージ上のメンバーは、デジタルサウンドとヘヴィロックの融合に挑戦した「カルマ」の世界を、レーザーや特効などのド派手な演出を取り入れながら再現。合間に「恋人」「断絶」「名も無き夢」といった懐かしい楽曲も披露し、バンドの振り幅の広さを提示した。 MCではそれぞれが現在の心境を吐露。逹瑯(Vo)は「野音で嵐の中で始まった『Chemical Parade』も終わりです。今日は晴れたのかな? でもここは屋根あるから関係ないけどな!」と笑わせ、ミヤ(G)は目の前のオーディエンスを見つめ「最高ですね」と感慨深げに口にする。またYUKKE(B)は「世界中で展開した『Chemic