何が起きたのか 作成していたアプリではサーバレス構成にてLambdaからRDS(MySQL)を呼び出していました。 リクエストが増えるとRDSのコネクション数が増加して すぐにDBコネクションエラーになってしまいました。 最大コネクションの上限値 結論から言うとLambdaとRDS(MySQL)は相性が良くないです。 理由はLambdaからRDSのDBコネクションを貼ると リクエスト単位でコネクションを張ってしまうため 仕組み上、同時接続に耐えられません (RDSのコネクション上限数が少ない) さらにVPC設定すると・・・ セキュリティのため、RDSをLambdaからのみアクセスさせるためには LambdaとRDSを両方とも VPC領域に置く必要があるのですが、Lambdaの起動が遅くなる場合があります。 これは、一定時間Lambdaがコールしない場合にスリープ状態になり、 起動する際にE
AWSの本を2冊書いていますが、AWS認定資格を1つも持っていませんでした。(正確に言うと、ソリューションアーキテクトのアソシエイトを持っていたけれど、2016年4月末で有効期限切れで失効していました。)会社の後輩たちが、どんどんプロ資格を取っていって疑いの目を向けられるようになってきたので、これはまずいと受験することにしました。昨日受けて無事合格したものの、幾つか反省点があるのでまとめてみます。 AWS認定資格の概要 AWSの認定資格は、2016年5月現在では2つのレベル・3つの分野があります。まずエントリーレベルであるAssociateは、一番メジャーで全般的な知識を問うSolutions Architect、開発者向けのDeveloper、運用管理者向けのSysOpsの3つがあります。そして下位の資格を持っていないと受験できないプロフェッショナルは、Solutions Archite
背景 普段から遊んでいる個人アカウント(名義も支払いも自分自身)のrootにMFAを設定していた。 MFAは、物理デバイスではなく、iPhoneのGoogleAuthenticatorアプリを使用。 そのiPhoneを初期化し売却、中古のiPhone5Sを買ったのが先日だった。 GoogleやEvernote, DropboxなどはSMS経由での二段階認証リセットができることは知っていて、「AWSもそれくらいできるだろー」と決めつけて事を進めたのが間違いだった。 あると思っていた再設定オプションは見つからず、閉めだされた。 前提 rootアカウントの名義は本名フルネーム rootアカウントに設定したメールアドレスにはアクセス可能 Account SettingsのContact Informationに登録した電話番号(携帯)を利用可能 rootユーザにMFAを設定(Google Auth
今年からAWS(Amazon Web Services)クラウドコンサルタントとして、中小規模のAWSデプロイの相談を受けています。その多くは典型的なWebアプリケーションです。ここで、ぜひ避けたい5つのよくある間違いを紹介します。 インフラストラクチャを手動で管理する。 Auto Scaling グループを使わない。 CloudWatchのメトリクスを分析しない。 Trusted Advisorを無視する。 仮想マシンを活用しない。 典型的なWebアプリケーションにおける間違いを防ぎたい人は、次に進んでください。 典型的なWebアプリケーション 典型的なWebアプリケーションは最低限次の要素で構成されているものを指します。 ロードバランサ スケーラブルなWebバックエンド データベース そしてこのアプリケーションは、次の図のような仕組みを持っています。 注釈:(左から)DNS、CDN、静
こんにちは、せーのです。今日は普段Slackをお使いの皆様にオススメの新機能をご紹介します。今日ご紹介する機能を使うとSlackを使ってAWSを操作する、所謂「ChatOps」が手軽にできるようになります。 LambdaからSlackへ LambdaのFunctionを選ぶとまず「BluePrint」と呼ばれるナビゲートが出てきます。これはその名の通りLambdaを使って何を書きたいのか、という青写真が書かれているのですが、今回のアップデートでこのBluePrintに「Slack」の連携が登場しました。 Slackとは2014年に正式リリースされたコミュニケーションツールです。数ある社内チャットツールの中でも使い勝手の良さで人気が高いソフトですのでご存じの方も多いかと思います。 今回用意されたBluePirntを使うことでSlackとAWSの連携がより簡単になり、チャットをトリガーに開発や
新横浜は新幹線が止まるしイベント施設が複数あるので、土日はなんらかの目的をもって訪れる人が多いみたいでニコニコ笑顔の人が多くて良い。そのかわりイベントの入場前・退場後の時間帯は強烈に混雑して駅に入れなくなる事がまれによくある。 そこでtwitter botにイベント情報を喋らせることにした。毎朝ツイートするので危険を察知できる。 そのうち混雑度を算出する機能も追加したい。あと開場時間も。 新横浜 12月23日のイベントは 横浜アリーナ : 平井 堅 日産スタジアム : 日産スタジアム歳時記イベント 「もちつき&しめ縄飾りづくり」 — neoyokohama (@neoyokohama) December 22, 2015 ソースコード https://github.com/shokai/neoyokohama-bot coを使うと、非同期処理を同期的に書いて順番に実行したり、あるいはasy
AWS Lambda を開発する際には コードを書く Zip で固めてアップロードする サンプルイベントをインプットに Lambda 関数をテスト実行する CloudWatch Logs でログを確認してデバッグ というフローが発生します。 コード修正のたびにこのフローをたどるのはなかなか手間です。 そこで今回は python-lambda-local を使ってローカル環境で AWS Lambda Python の実行環境をエミュレートし、Lambda 関数を実行する方法について解説します。 以下のようにライブラリーパス(-l)、ハンドラー(-f)、タイムアウト(-t)、プログラム、(test.py)、入力イベント(events.json) を指定すると、Lambda 関数をローカル環境で実行できます。 $ python-lambda-local -l lib/ -f handler -t
この本の概要 本書は世界最大のクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Services)上でWebサービスを運用するために必要なポイントをまとめた実践的な解説書です。AWS上でサービスを利用するために設定手順や必要なノウハウ,日々の運用/管理を円滑に行うために必要なポイント,トラブルにも対処できるようにするための設計や運用監視,また従量課金モデルであるAWSでいかにコストを抑えるかなど,AWSを利用してWebサービスを提供していくための現場のノウハウがギュッと詰まっています。 こんな方におすすめ AWSの導入を考えている人 AWSをより効果的に運用したいと考えているエンジニア 本書に関するお知らせ 本書に関連する記事を公開しております。 はじめに この書籍に関連する記事があります! Amazon Web Servicesのことを知ってみよう! Amazon Web Servic
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 一番大切な知識と技術が身につく 発売日に買っていたんですが、多忙で感想を書くのを忘れていた。。 前職では業務でAWSをほぼ触らず、6年弱ずっとオンプレミス環境でインフラエンジニアをやっていたので、 昨年KAIZENへの転職を機にはじめてAWSをガッツリ触るようになった。(個人レベルではもちろん触ってましたが) AWSを実際に触ってみると 各サービスの特徴 それぞれのサービスを組み合わせた構成例 各種設定方法 などについて、体系的に学べる書籍などが無く(あっても情報が古い)、 ウェブ上の断片的な情報をその都度参照して、 恐ろしく非効率な方法で習得して、苦労していたので、 本書は体系的にAWSのことが習得出来るので大変ありがたかった。 リファレンス的に利用出来るので、「この設定どうするんだろう」みたいな時に 役に立ってくれてい
(Monitoring Casual Talk in Kyotoで発表してきたので、ブログエントリにまとめ直しました) 2013年はインフラ周りの技術的な進化が大きく、いくつかのエポックメイキングな概念と実装が産まれました。個人的には特に以下の2つが大きいと思っています。 AWSの本格普及期 DockerとImmutable Infrastructure これらを踏まえて、2014年のウェブシステムの進化の方向性を考えてみます。また、それによるモニタリングへの影響もあわせて考えます。だいぶ長くなってしまったので、急ぐ人は最後に結論をまとめましたので、そちらからどうぞ! 2013年という時代背景 AWSが本格普及期を迎えているのは、言わずもがなのことで、Re:Inventでの246件という膨大のセッション数などにその勢いが表われています。 また、DockerはLXC (LinuX Conta
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