気象庁は10日、太平洋赤道海域の海面水温が南米ペルー沖で高い状態が続き、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が継続中と発表した。冬まで続く可能性が高いという。同庁は8月、「エルニーニョが発生したとみられる」と発表していた。8月の日本や世界の天候にエルニーニョのはっきりした影響は認められなかった。エルニーニョが発生すると日本では暖冬となる傾向があり、同庁は今後、影響が出
8月10日、気象庁は、南米ペルー沖の太平洋中部の赤道付近で海面温度が上昇する「エルニーニョ現象」が2年ぶりに発生したとみられると発表した。写真は7月、インディアナ州で撮影(2012年 ロイター/John Sommers II) [東京 10日 ロイター] 気象庁は10日、南米ペルー沖の太平洋中部の赤道付近で海面温度が上昇する「エルニーニョ現象」が2年ぶりに発生したとみられると発表した。世界的に食料供給への不安が高まる中、オーストラリアからインドまでの広い地域で、農産物生産が打撃を受ける恐れが出てきた。
気象庁は10日、南米ペルー沖から赤道近くの太平洋中部までの海面の水温が上昇する「エルニーニョ現象」が2年ぶりに発生したとみられると発表した。 エルニーニョ現象は、四季の特徴を弱め、日本では冷夏や暖冬
エルニーニョ・ラニーニャ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動 エルニーニョ・南方振動(エルニーニョ・なんぽうしんどう、英語: El Niño-Southern Oscillation、ENSO、エンソ)とは、大気ではインドネシア付近と南太平洋東部で海面の気圧がシーソーのように連動して変化し(片方の気圧が平年より高いと、もう片方が低くなる傾向にある)、海洋では赤道太平洋の海面水温や海流などが変動する、各々の相が数か月から数十か月の持続期間を持つ地球規模での自然現象の総称である。 大気に着目した場合には「南方振動」、海洋に着目した場合には「エルニーニョ現象」と呼ぶことができる[1]。エルニーニョ現象と南方振動は当初は別々に議論されていたが、研究が進むにつれて両者が強く関係していることが明らかになり、「エルニーニョ・南方振動(ENSO)」という言葉が生まれた。ENSOは、大気と海洋が密接に連
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