国道197号標識 豊後伊予連絡道路(ぶんごいよれんらくどうろ)は、大分県大分市から愛媛県八幡浜市に至る地域高規格道路の路線名である。同区間に計画されている道路は豊予海峡道路とも呼ばれる。また、道路と鉄道路線とを総称する場合には、豊予海峡ルートという呼称も用いられる。 1994年(平成6年)12月16日に、地域高規格道路の候補路線に指定された。 1998年(平成10年)3月31日に閣議決定された21世紀の国土のグランドデザイン(五全総)においても、豊予海峡道路として太平洋新国土軸構想の一部に位置づけられている[1]。 しかし、国や地方の厳しい財政状況のため、実現の目途は立っていない。広瀬勝貞は、大分県知事就任直後の2003年(平成15年)4月に、近い将来の実現は厳しいとして、豊予海峡ルートの事業見直しを明言し、事実上の凍結を表明している[2]。 これを受けて、地震観測及び風観測のみが行われて