16日、中国海軍の艦艇が、太平洋から東シナ海に向かう際、沖縄県の先島諸島沖を航行し、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に、一時入りました。 艦艇は、接続水域に入らなければ通り抜けることができない初めてのコースを航行していて、防衛省が目的について分析を進めています。 16日朝、中国海軍の艦艇7隻が、先島諸島にある与那国島と仲ノ神島の間の海域を北上し、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入りました。 艦艇は、その後、尖閣諸島に向かうコースを取りましたが、途中で方向を変え、およそ9時間後の16日午後、日中中間線を越えて中国側に戻りました。 中国海軍の艦艇は、ここ数年、訓練などのため東シナ海と太平洋を行き来する際、島どうしの間隔が広く、接続水域に入らず公海上を通過できる、沖縄本島と宮古島の間の海域や、本来は領海に当たるものの外国船舶の往来が多く、国際的に通過を認めている鹿児島県の大隅半島と種子島の
ミサイル駆逐艦など中国海軍艦艇7隻が4日、沖縄本島と宮古島の間を抜け太平洋に出たことを防衛省が確認した。 中国は、日本による沖縄県尖閣諸島の国有化に強く反発し、尖閣周辺で海洋、漁業監視船による日本領海侵犯を常態化させている。中国海軍艦艇が確認されたのは、尖閣からわずか約250キロの海域である。尖閣をにらんでプレゼンスを誇示するとともに威嚇する意図もあったのだろう。 野田佳彦政権はひるんではならない。監視と警戒を強め、領土・領海を守る備えを万全にしなければならない。 中国海軍はここ数年、東シナ海から沖縄近海を経て太平洋で訓練する外洋航海を繰り返している。尖閣国有化後では、9月19日から20日にかけて尖閣北方海域にフリゲート艦2隻を展開した。試験航行を重ねてきた中国初の空母「遼寧」も就役させた。いずれも計算ずくの力の誇示だといえる。 こうした中国海洋攻勢への牽制(けんせい)・抑止を狙って、米第
中国人民解放軍海軍(ちゅうごくじんみんかいほうぐんかいぐん、簡体字中国語: 中国人民解放军海军、拼音: Zhōngguó Rénmín Jiěfàngjūn Hǎijūn, 英語: People's Liberation Army Navy)は、中華人民共和国の海軍であり、中国共産党が指導する人民解放軍の海軍部門である。 「人民解放海軍」と表記されることがあるが、「人民解放軍 海軍」が正式な組織名称である。 1949年4月23日創立。2023年時点で、航空母艦3隻、弾道ミサイル原子力潜水艦7隻、攻撃型原子力潜水艦9隻、通常動力型潜水艦48隻、駆逐艦50隻、フリゲート57隻、コルベット27隻、高速戦闘艇65隻以上、ドック型揚陸艦4隻、戦車揚陸艦29隻、強襲揚陸艦2隻を含む艦艇を保有している。 海軍人員数は、現役総員約235,000名の内、海軍航空部隊約26,000名、陸戦隊(海兵隊)約10,
南海艦隊(なんかいかんたい、簡体字中国語: 南海舰队、英語: South Sea Fleet(SSF))あるいは、南部戦区海軍(なんぶせんくかいぐん、簡体字中国語: 南部战区海军、英語: Southern Theater Command Navy)、は、中国人民解放軍海軍三大艦隊の一つ。 1949年設立。司令部は当初広州におかれたが、後に湛江に移された。旗艦は駆逐艦「深圳」(167)。任務は西沙諸島と南沙諸島を含む台湾海峡の西南海域の防衛。 設立時、艦隊の大半は中国人民解放軍に亡命もしく同軍によって拿捕された旧国民党軍の軍艦と個人所有船によって構成されていた。当時の任務は広州市および珠江地域の防衛とまた国民党の手にあった島を獲得する中国人民解放軍を援助することであった。 中国の造船工業はほとんど北方に集中していたため南海艦隊の発展は遅かったが、1970年代になって中国と周辺国の間に西沙諸島
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