私は勝手に「知の英語圏日本語圏問題」と呼んでいるのだが、世界語と化した英語の非対称性ゆえの構造問題と理解しつつも「これだけの知的興奮の可能性が英語の世界にしかもたらされないのか」と個人的には残念な気持ちが勝る。 オレは勝手に「望夫の英語圏近藤の京都圏問題」と呼んでいるのだが、独創性が大事と言いつつ物真似しか出来ない極東のベンチャーと本場のIT企業との非対称性ゆえの構造問題と理解しつつも、「これだけの痴的興奮の可能性が京都にいる近藤にはもたらされないのか」と1年足らずでバレーから逃げ帰ってきた彼に対して個人的には残念な気持ちが勝ったりなんかしちゃってるんだがwww 「日本語で学べる環境」や「日本語による知の創造の基盤」の競争力をいかに維持するのか。ウェブ進化の恩恵を受けて新しい地平が拓(ひら)かれる英語圏を見つめながら、日本人として考えるべき課題は山積だなあと悩む昨今である。(うめだ もちお