レイヤーは、“演奏パート”や“録音トラック”に相当するものです。TENORI-ONには全部で16のレイヤーがあり、それぞれに発音ポイントを入力し、異なる音色を設定して同時に自動演奏させることができます。 16のレイヤーは下図のように6種類の演奏モードに振り分けられています。発音ポイントの入力方法や動作が異なるこれら6種類のモードを使い分け、最大16レイヤーを重ねて自動演奏させることで、豊かな音楽表現が可能となります。 TENORI-ONではレイヤー01〜16の重なりをワンセットとして扱います。このワンセットをブロックと呼びます。 ブロックとは、16の楽器演奏が重なった音楽の断片のようなもので、TENORI-ONでは、このブロックを最大16個までメモリー上に置いておき、瞬時にブロック間を切り替えながら演奏ができるようになっています。 現在の曲をメモリー上に残したまま、他のブロックにコピ