ブラジル北西部アマゾナス州の州都マナウスの墓地。マナウスでは、新型コロナウイルスによる死者が毎日のように埋葬された(2020年6月2日撮影)。(c)Michael DANTAS / AFP 【9月24日 AFP】ブラジル北西部アマゾナス(Amazonas)州の州都マナウス(Manaus)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、非常に多くの住民がウイルスに感染したとみられている。それにより同都市の住民が「集団免疫」を獲得したとする予備的研究が、このほど発表された。 査読前の医学論文を掲載しているウェブサイト「medRxiv」に掲載された研究は、数学的モデルを用い、感染データを分析した。それによると、猛烈な威力と速さで感染が拡大したマナウスでは、人口の66%が新型コロナウイルスに対する抗体を持つと推定される。 この数値は、ある集団の中の十分な人数がある病気に対する免疫を持