しかもひとりひとりのキャラクターがそれぞれ異なる異能(この作品の場合は念能力)を持っていて、それらが相互に複雑に絡み合うものだから、もうわからない、わからない。 一読しただけで把握し切ることはほぼムリ、くりかえし読んで少しずつ理解度を高めていくものだとしかいいようがない。まあ、数年に一度しか単行本が出ないこともあって、ちょっとマジメに読んだくらいではまったく理解し切れないのだけれど。 そのくらい、いまの『HUNTER×HUNTER』は複雑・玄妙・深遠・難解なのです。『聖闘士星矢』とか、ああいうシンプルなバトルものの世界がなつかしい。 それにしても、このシリーズはいったいどこへ行くのだろう。この超複雑に入り組んだ物語の果てに、おそらくほんとうの主人公であるゴンの参戦があるはずなのだけれど、そのことによって見える景色は変わって来るのでしょうか。 そして、もうみんな忘れているんじゃないかと思うほ