上海で開催中のSpring Intel Developers Forum 2008で発表が始まると同時に、日本でもAtomを搭載した製品の発表が行なわれたようだ。 IntelはAtom搭載製品を「新たに2台目のPCを普及させる可能性」について言及し、従来のIntelプロセッサとは異なる市場を生み出す製品であることを強調している。 そしてもう1つ、Intelが強調しているのが、Atomを用いたMID(Mobile Internet Device)あるいはNetBookが「インターネットの利用に特化したデバイス(Intel副社長兼ウルトラモビリティ事業部長アナンド・チャンドラシーカ氏)」という点だ。実はここにMIDが市場に定着するか否かの鍵がある。 Intelの発するそれぞれのメッセージについて考えてみた。 ●仕事環境をMacに移行できた理由 以前、本誌の連載の中で、モバイルノートPC以外はす