1990年代前半、ピチカート・ファイヴのステージビジュアルなどで注目を集め、着せ替えキャラクター「Chappie(チャッピー)」で一世を風靡したデザイン集団「groovisions」。ミュージシャンのCDパッケージやPVをはじめ、様々な企業のアートディレクションを数多く手がけてきた彼らは、「フラットデザイン」の先駆け的な存在として、今も大きな影響力を持ち続けている。 京都で誕生し、東京に進出してから今年で20年。そんな彼らが1月6日から15日まで、東京・青山のスパイラルガーデンにて展覧会『GROOVISIONS 5×27』を開催する。タイトル通り、縦横比5:27の全長13メートルにもなる大型ディスプレイで新作映像を発表するほか、アーカイブ作品展示、さらには京都でオープンした直営セレクトショップ「三三屋」(みみや)を期間限定で出店させるなど、groovisionsの世界観を思う存分楽しめる内