兄妹のみじかい掛け合いをアップロードする心にやさしいえろサイトです。
Back Index Next べつに驚かなかった。これは、予測の範囲内。 こいつは、それ――茉莉がショックを受けること――が俺への抑止力として働くと思っている。自分がそうだから、相手も同じに違いないとしか考えていない。 だが、それでは戦えないんだよ。浅倉。 「お前なら、俺を殺すとでも言うだろうが、俺はお前に感謝するよ」 浅倉の無言が俺を竦みあがらせることはない。 息を凝らしていたのは浅倉のほうだ。 「ひとは、不幸さえも快楽なんだよ。血がつながっているいないなんてことは、俺には本当に問題じゃない。問題じゃないと感じる俺がおかしいんだ。いや、つながっているほうがいいとすら欲望する。 深町さんは、そんな俺の欲望を否定しなかった。そのいっぽうで近親姦はいまとなっては安手のラブロマンスだと喝破した。あのひとはそう言えば俺が躊躇するとでも思ったのかもしれない。たしかにいっときは抑止力になったが、いま
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