初夏に美しく咲き乱れたスカシユリやヤマユリも夏には葉が枯れて大きな球根が土の中にできています。春に植えたジャガイモは夏前に大きく太って、新ジャガとして店頭に並びます。買ってきてつい忘れてしまったタマネギの球根が芽を出してやせ細り、ネギになってしまったり、枯れてしまったと思ったシクラメンを庭の隈に放置しておいたら、饅頭のようなイモからまた芽がでてきて、かわいく思って家の中に戻したり、生活の中には球根や芋があふれています。球根や芋は土のなかにできるので“ねっこ”だと思いがちですが、ジャガイモは茎で、タマネギやユリの球根は葉で、ナガイモは根と茎の中間です。みなさんが知っている球根や芋は植物のどんな器官に由来するのか調べてみましょう。 【球根の分類】 球根は表1に示すように、葉起源の「りん(鱗)茎」、茎起源の「球茎」、「塊茎」、「根茎」、根起源の「塊根」に分けられます。タマネギ(図2)やニンニクの
作成: 福原 達人 (〒811-4192 福岡県 宗像市 赤間文教町 1-1 福岡教育大学 理科教育講座) 電話 (0940)35-1387 [生物事務室] 電話 (0940)35-1392 ファックス (0940)35-1716 一通り完成していますが、文章や画像の追加はひんぱんに行っています。間違いの指摘、ご意見など頂ければ幸いです。 各ページの内容の著作権および責任は,福原に帰属します。文章・画像とも、リンクおよび適正な引用には制限はありません(教育目的・非営利の限定された複製・配布を含みます)。 教育目的で利用された場合、気が向いたら、その概略をメールなどで御一報下さると、ページの維持・公開が継続しやすくなります。 © FUKUHARA, T.
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