「朝、布団からなかなか出られない」「最近、成績が落ちてきた」「ささいなことで暴力を振るう」。こうした子どもたちの異変は、慢性的な睡眠不足が要因になっているケースがあるという。わずかな睡眠不足が積み重なり、さまざまな病気のリスクが高まる状態は「睡眠負債」とも呼ばれる。この睡眠負債が背景にあるのではないかというのだ。ある専門医療機関では年間4000人近くの睡眠に悩む子どもが受診する。子どもの睡眠負債、その実態に迫った。(取材・文=NHK「くうねるあそぶ 子ども応援宣言」取材班/編集=Yahoo!ニュース 特集編集部)