壱岐のイルカ事件 ここでは、小さな島の壱岐が世界的に有名になった事件をお話します。 ちょっとお話が長くなります。 壱岐が世界的に有名になった事件が起こりました。 壱岐は天然の好漁場でありその魚を追ってイルカ達も壱岐周辺に来ます。 壱岐の周辺には6種類のイルカがいます。 バンドウイルカ、ハナゴンドウ、オキゴンドウ、カマイルカ、コビレゴンドウ、マイルカです。 その数30万頭といわれていました。 皆さん、ご承知のように、イルカは大群で押し寄せ、しかも一匹々がたいへんな大食いで毎日自分の体重の一割もの量を食べます。 この時、イカやブリ、ハマチの網を食い破るため、壱岐のイカやブリの水揚げ金額は3分の1になってしまいました。 特に、バンドウイルカ、ハナゴンドウ、オキゴンドウ、カマイルカが漁場を食い荒らします。 当然、イルカが来ると一番被害を受けるのがブリ釣船の漁師です。 1頭のイルカからブリが6本、大