イラン・テヘラン(Tehran)で記者会見するアリ・アクバル・サレヒ(Ali Akbar Salehi)原子力庁長官(2009年9月29日撮影)。(c)AFP/ATTA KENARE 【3月17日 AFP】イランのアリ・アクバル・サレヒ(Ali Akbar Salehi)副大統領兼原子力庁長官は16日、一度に1200キロの低濃縮ウランと核燃料をイラン国内で交換することを提案した。 同副大統領が保守系紙ジャバン(Jawan)のインタビューで語ったもので、ウランの輸送に際して国際原子力機関( International Atomic Energy Agency、IAEA)の監視も受け入れる用意があることも明らかにした。 国際原子力機関は前年、イランの低濃縮ウランをロシアに運び、濃縮度を20%に上げた後フランスで核燃料に加工してイランに戻すことを提案したが、イランは自国のウランが奪われる恐れがあ