令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)の連覇で幕を閉じた、漫才のナンバーワンを決める賞レース『M-1グランプリ2024』決勝戦(12月22日開催)。 偉業を達成した令和ロマンだったが、2023年大会に続いてファーストラウンドはトップ通過とはならなかった(2023年大会は3位、2024年大会は2位)。ファーストラウンドを1位で通過し、最終決戦でも令和ロマンの5票に次ぐ3票を獲得するなど、チャンピオンを追い詰めたのが大阪の漫才コンビ・バッテリィズ(エース、寺家剛)だ。インパクトでいえば、2024年大会でナンバーワンだったのではないだろうか。 バッテリィズのファーストラウンドのネタ「偉人の名言」は、歴史的名言を寺家剛が挙げるも、エースがアホすぎて理解できない内容。「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」というエジソンの名言を聞かされたエースは、「気合いもいるやろ」「努力しす