枝野幸男官房長官は6日午前の記者会見で、福島第1原発の放射能漏れ事故を受け、年間1ミリシーベルトとなっている住民の被ばく限度量について「現在の基準値は短期間で大量の放射線を受ける場合の安全性を示している。放射性物質を長期間受けるリスクを管理し、別の次元の安全性を確保する上でどのくらいが退避の基準になるか検討している状況だ」と述べ、引き上げを検討していることを明らかにした。 【関連記事】 【特集】放射性物質、農作物や水への影響は? 【特集】放射線、浴びたらどうする? 【東日本大震災特集】トップページ 首相と民主幹部が会談 周辺国説明「丁寧でなかった」=福山副長官