8日に衆参本会議で承認された5人のNHK経営委員会委員の人事。その顔触れは、安倍晋三首相の応援団や家庭教師で固められた「お友達人事」でした。 その中の一人、作家の百田尚樹(ひゃくたなおき)氏が13日に経営委員の辞令を受けた際、記者団から質問されました。首相と近い間柄を問われ、「(就任に当たり)総理とは一言も話していない。そんなに近くない」と語りました。 百田氏はそれでもおさまらなかったのか、同日の自身のブログで「彼らは経営委員の仕事や権限がどんなものか知ってるのだろうか。彼らに教えてやりたい。経営委員が番組制作に口出したり介入したりなんか、まったくできないんだよ!」とぶちまけています。 百田氏といえば人気小説家です。しかし、ブログで「もし他国が日本に攻めてきたら9条教の信者を前線に送りだす。そして他国の軍隊の前に立ち、『こっちには9条があるぞ!立ち去れ!』と叫んでもらう」などと憲法への冷笑