住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスは27日、2011年春に経営統合する方針を固めた。両社は持ち株会社を設立し、1年後をめどに住友信託銀行と、中央三井トラスト傘下の中央三井信託銀行が合併する方向。総資金量は三菱UFJ信託銀行を上回り、国内最大の信託銀行が誕生する見通しだ。 持ち株会社の名称は「三井住友トラスト・ホールディングス(仮称)」で調整している。合併信託銀行は住友信託を存続銀行とし、「三井住友信託銀行(仮称)」とする方向だ。 【関連ニュース】 ・ 〔グラフィックス〕国内と海外金融グループの再編・提携 ・ 〔グラフィックス〕5大証券とメガバンクの関係 ・ 〔グラフィックス〕証券分野での三井住友と大和の関係 ・ 社長ら4人の解任提案=前会長ら一部株主 ・ 元三菱UFJ従業員に有罪=巨額不正送金