「深夜に突然トラブルに見舞われたとき、誰に電話する?」 この質問をされたとき、誰が思い浮かぶでしょうか。親、友人、恋人、同僚、などなどの顔が思い浮かぶかもしれません。 けれど、全く誰の顔も思い浮かばない人も多いかもしれません。 この質問はとても単純ですが、どう答えるかによってその人の人間関係の質の一端が明らかになります。人間関係は大事で、それは「深夜に助けてくれる人がいれば安心やでー」という瑣末なことに限りません。 実際のところ、人間関係の質=人生の質だからです。 アメリカの名門ハーバート大学では1938年、大恐慌真っ只中で、卒業生の健康状態を追跡する研究を始めました。その研究はおよそ80年経った現在も継続中です。ハーバード卒業生と聞いてどんなイメージが浮かぶでしょうか?エリート中のエリート、人生の成功が約束され、卒業生誰もが不自由ない人生を謳歌してると思うかもしれません。実際、そういう人