「アニメがヒットしても製作委員会がもうかるだけでアニメーターには還元されない」「製作委員会の利益搾取」「広告代理店の中抜き」などアニメ制作の現場からしばしば聞こえてくるこれらの意見。アニメ制作において製作委員会の役割とはなんなのか、製作委員会は本当に悪なのか、中堅制作会社の役員と日本動画協会を取材しました。 6月7日に放送されたクローズアップ現代+「2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”」でも、製作委員会の構造についてパネルで説明するくだりがありましたが、視聴者からは「問題点、このパネルで一目瞭然なのに」「やりがい搾取の典型」「製作委員会のシステムが一番の問題なんじゃないの?」といった疑問の声があがっていました。 物議を醸したクローズアップ現代+のパネル(番組内でのパネルを再現したイラスト) 制作会社が語る、製作委員会の役割 製作委員会とは何なのか 批判的な意見が相次ぐ中、なぜアニメ
佐々木俊尚氏に絡む広告業界の人たち(第一幕)というバトルが数日前に繰り広げられ、いつもは温厚なツイートがメインの佐々木さんがいつになくストーク。部外者の私も興味深く、生暖かい目で観戦させていただいた。 そもそも「広告代理店」という存在自体が、GoogleやFacebookのように、顧客が直接出稿できる、いわゆる「中抜き」という形態が社会に浸透すれば、10年というサイクルでなら本屋さんとかデパートと行く末は同じようになると自分も思う。それでこの業界の人にもストレスたまってるんだよね〜、だから罵詈雑言ぶつけるんだよね〜と佐々木さんに言われて彼らはぐぅの根も出ない。 Googleの2011年の収益は3兆円弱で、このうち96%が広告収入という。日本全体の広告費のマーケットは震災前の2010年で5 兆 8,427 億円(電通発表のデータ)だから、Googleという1社に出稿される広告費のマーケットが
AOYAMA Yusuke @buru ここ数日、G+とWP7についてずっと考えているけど、アプローチこそ違えどこの2つが提示するUser Experienceがとても似ているように思える。でも、当然のごとく両者のビジネスモデルは違うわけで、それ故に同じ体験を示しながらもその裏にある価値観がまったく異なっている。 AOYAMA Yusuke @buru WP7の特徴であるPeopleハブ。これは「アドレス帳」を軸にして、複数のコミュニケーションツールやSNSをすべて束ねてしまうもの。電話、メール、メッセンジャー、SNS、ブログなどなど、複数のツールとサービスに分散したアカウント情報をユーザーの手元の端末の中で名寄せする。 AOYAMA Yusuke @buru これと同じアプローチはすでに一部のスマートフォンで実装されている。KDDIのjibeやサムソンのSocial hub、そしてAnd
米新聞はやっぱりダメか。2011年第1四半期の広告費がNAA(米新聞協会:Newspaper Association of America)から発表されたが、マイナス成長から抜け出せないどころか、予想を越える速度で悪化している。 2011年第1四半期の新聞紙(プリント)広告売上、新聞サイト(オンライン)広告売上、新聞全体(プリント+オンライン)広告売上は次のようになった。 *2011年第1四半期の新聞(プリント、オンライン、プリント+オンライン)広告売上高と前年同期比 ここで落胆させたのは、いずれの広告売上の前年同期比(%Change)が、2010年第4四半期よりもさらに悪化してしまったことだ。リーマンショック以降、全てのメディアの広告売上が急落したが、ようやく景気回復に伴い2010年になってほとんどのメディア広告がプラス成長に転換していた。ただ例外が新聞広告(プリント+オンライン)で、2
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