木の家をつくる建築家。国産材と自然素材で平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できません。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています。 「未来をつくるフォーラム」の開催に関わり、実行委員会をやってみて感じたことは、市民運動をしている人たちのエネルギーのすごさと、同時に政治的な諦観(あきらめ)だ。 それは分からないでもない。反原発や色んな問題に、一所懸命に取り組めば取り組むほど、政治が頼りにならないことが実感されるのだから。 避難者支援という、もっとも政治が動かなくてはならない課題についても、実にパワフルな実行委員の面々に政治への期待は見られない。 それでなんとかなるのならば、それでもいい。が、被曝隠し、被曝者棄民のやり口を見ていると、政治にコミットせずに済ますことはできないだろうと考えざるを得ない。 別の言い方をすると、敵は一連の悪事を体系的な因果関係をもって実行して