「Apple Vision Pro」を真っ先に体験した林信行氏が改めて考える「空間コンピュータ」の現在地(1/5 ページ) 「初の空間コンピュータ」としてAppleが発表した「Vision Pro」の国内発売から2カ月が経過した。発売時にはTVもソーシャルメディアも大騒ぎとなったが、最近、その話題もずいぶん落ち着いてきた感がある。 果たしてApple Vision Proの魅力はその程度なのだろうか。Appleの社員以外の日本人として私が最初にApple Vision Proを体験してから14カ月がたった今、改めてApple Vision Proについて考察し、その現在地を検証したいと思う。 今買える3~5年後の未来 Apple Vision Proが発表されたのは2023年6月だ。当時、私はAR/VRゴーグルには懐疑的で、できればAppleには出してもらいたくないと思っていた。にも関わら
インシデント調査における、Microsoft Copilot for Securityと一般的な生成AIの違い AI セキュリティ 情シス向け Microsoftソリューション推進チームの若居和直です。 「Microsoft Copilot for Security(以下、Copilot for Security)」がリリースされて数ヶ月がたちました。この短期間で、企業やセキュリティの専門家の間で大きな話題となっています。現在、数多くの生成AIサービスが存在する中で、Copilot for Securityはセキュリティに特化した生成AI利用サービスという独自の位置を確立しています。 Copilot for Securityと一般的な生成AIとの違いはどこにあるのでしょうか。今回は、インシデント調査と調査クエリの提案に焦点をあてて、Copilot for Securityと他の生成AIの共
全国漁業協同組合連合会(全漁連)は8月19日、通販サイト「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」が不正アクセスを受け、利用者の個人情報2万1728件が漏えいした可能性があると発表した。これにはクレジットカード情報1万1844件が含まれる。 流出した可能性のある個人情報は、2021年4月22日から24年5月14日までにギョギョいちで商品を購入した人の氏名、性別、生年月日、メールアドレス、郵便番号、住所、電話番号。さらにクレジットカードで決済した人のクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード。 5月14日にサイトの個人情報の漏えい懸念があると警視庁から連絡を受け、サイトを閉鎖。その後の調査で、個人情報が漏えいした可能性があると分かった。 原因は、サイト構築サービスにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性を突いた第三者による不正アクセスにより、不正ファイルが設置され、ペイメントアプリケ
本レポートは、ラックの中でもサイバー攻撃の脅威に対して最前線で対応しているJSOCおよびサイバー救急センター、そして攻撃者が利用するサイバー攻撃手法も採り入れてお客様のシステムへ侵入テストを行うデジタルペンテスト部において、分析・調査・侵入テストを実施する中で得た最近の脅威の傾向や特徴を、セキュリティ専門家が「洞察」としてまとめたものです。 日々発生している実際の攻撃やインシデントに根ざしており、また日本の企業や団体を狙った脅威を中心にまとめているため、日本の企業や団体のサイバーセキュリティ担当者が、自組織が直面しているサイバー攻撃や脅威を把握できる内容です。 サイバー119で出動したインシデント傾向 サイバー119の出動傾向:2024年4月~6月 当該期間では、マルウェア関連による被害の相談が37%、およびサーバ不正侵入による被害の相談が31%であり、両者で全体の68%を占めています。
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