最近ネットで話題となった「日本人の仏教離れが深刻化」というニュース。同記事では、その原因について「地方の衰退」や「地方コミュニティの崩壊」などを挙げていましたが、それが仏教衰退の本当の理由なのでしょうか。A級戦犯として裁かれた東條英機氏を曽祖父に持つ東條英利さんは、自らのメルマガ『東條英利の「日本の見方」』で、問題は仏教界の示す価値観と市場の価値観の乖離だ、と指摘。時代に合わなくなった感のある、莫大な戒名代やお布施などの「暗黙の了解」に疑問を投げかけています。 仏教離れの原因 最近ネットのニュースを見ていたら興味深い記事が上がっていた。 『「日本の伝統文化が…」急速に進む仏教離れ、消えゆく寺院に海外から惜しむ声(NewSphere)』という記事だ。 読めば、なるほど、近年、日本の仏教が大幅な衰退の危機に瀕しているといい、現在約7万7000ある寺院のうち、25年以内にはその内の約4割にあたる