1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/11/28(月) 22:30:50.95 ID:y/Dj4pWk0 「面妖な……」 目の前のフライパンから焦げくさい匂いして、思わず鼻を覆ってしまいました。 調理時間、手順は完璧だったハズなのですが……。 さて、何がいけなかったのでしょうか。 たまらず換気扇を回します。 すると、その音に気付いたのか隣の部屋から快活な大声が聞こえてきました。 「あ、貴音ぇ、また失敗してるな」 「申し訳ありません、ごーやちゃんぷるーとはなんと面妖なのでしょう……」 「もー!完璧な自分が、何回も教えてるのになー。おっかしいなぁ」 愛情は山ほど込めたつもりですが、やはり、響のようにはいかないですね。 ……こうして、夜に響の部屋に訪れるのは、何回目でしょうか。 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/1