すぐに病院にかけこまなければならないような、命を左右するような大病ではないのだけれど、なんだか『人には言えないカラダの悩み』をお持ちの方が多いようです。家庭の医学では、そのようなお悩みを解決する方法を数回に分けてお答えしてまいります。 Q. 最近、お腹周りのたるみが気になります会社の椅子に座ったとき、ふと気付くお腹周りのたるみ。また、最近はズボンのベルトにもお腹がかっこ悪く乗り出してきた気がするんです。お腹周りに女性の目線も感じるので、気にしています。 これから宴会シーズンが始まるので、更に暴飲暴食が進むと正月頃には…。 スグに太っ腹を引っ込めたい！とは言いませんが、この太っ腹、なんとかならないでしょうか？ A.腹囲の男女差は原因は？会社で椅子に座っている時、お気に入りのズボンのボタンを閉める時、お風呂上りに鏡で自分の姿を見た時…等。お腹周りがたるみ始めると、愕然としてしまいますよね。今回
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運動した後に疲れるのは、「乳酸」という疲労物質が筋肉中に蓄積することが主な原因だ。乳酸はある程度、激しい運動を行うと発生する。運動後の疲れを残さないためには、筋肉中の乳酸濃度をいかに速やかに下げるかがカギとなる。 筋肉中の乳酸濃度を下げるために一般的に行われている方法は、運動後に軽く行うストレッチや体操だ。乳酸が発生しない程度に軽く体を動かすことで、筋肉中にたまった乳酸を血液中におし流すというもの。他には、梅干のようにクエン酸を多く含む食品を摂取して、乳酸が速やかに代謝されるようにする方法などもある。また、運動中にアミノ酸を含むスポーツ飲料を飲むと、疲れにくくなるとも言われている。 さらに、7月に開かれた日本運動生理学会では、運動の合間にトマトジュースを飲むと、運動後の疲労を軽減する可能性があることが、カゴメと国際福祉大学の共同研究で明らかにされた。 トマトには、有機酸やアミノ酸、そ
現実問題として、年齢とともに肥満者（BMI≧25）の割合は増加しています。例えば厚生労働省が15年にまとめた統計情報では、女性の肥満者の割合は20代で7パーセント、30代は11パーセント、40代は19パーセント、50代は26パーセント、60代は33パーセントと、年を重ねるごとに肥満者は増加しているのです。 もちろんその原因は様々考えられますが、無視できない重要な要因が代謝の衰え、具体的には基礎代謝（きそたいしゃ）の衰えです。 基礎代謝とは？ 人間はただボーッとしていても、体温を36度前後に保ったり、血液を循環させたり、呼吸をしたり様々な活動をしています。要は何もしなくても生きているだけで何かしらエネルギーを使っているわけです。このように、生きるために必要な最小のエネルギー量のことを基礎代謝（量）と言います。 そして、問題はこの基礎代謝は10代をピークに20代、30代、40代と年を重ねるごと
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