プロレスファンならずともその名と容姿が知れ渡っている現役プロレスラーの1人である獣神サンダー・ライガー。1989年の「誕生」以来、常に第一線で闘い続けているだけでなく、ハードな格闘戦からファンを楽しませるような試合まで、現在のブームの礎ともいえるプロレスの“多様性”と“楽しさ”を追求し続けているレスラーだ。 そんなライガーが、2020年1月4日&5日の2日間にわたり開催される新日本プロレス東京ドーム大会で、31年のレスラー人生に別れを告げる。自ら「世界一のプロレスファン」を公言するほどプロレスを愛し続けた男が、現役を退く決意をした理由はどこにあったのか。引退試合を目前に控えたライガーが抱くプロレスへの想い、そして引退後のビジョンについて聞いた。 五体満足なれど、敵は徐々に芽生えていく「しんどさ」だった ─先ほど、カバー写真の撮影でビルの屋上へ移動する際に、軽快に階段を昇り降りするライガーさ
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