榊一郎先生の創作講座。 今回は小説家を目指す人にありがちな、「書けない」「気が乗らない」状態に関するお話。 コレをこじらせると嘘をついてまで「書けない」事を自分に納得させるようになるので、早めに自分なりの解決法を見つけようという忠告。 まぁ、……精神論的な話になってきちゃっていますが。 後半は質問がメインです。
榊一郎先生の創作講座。 今回は小説家を目指す人にありがちな、「書けない」「気が乗らない」状態に関するお話。 コレをこじらせると嘘をついてまで「書けない」事を自分に納得させるようになるので、早めに自分なりの解決法を見つけようという忠告。 まぁ、……精神論的な話になってきちゃっていますが。 後半は質問がメインです。
面白いとは何だろう?「知識」のプライオリティは下がっている町山智浩さんのブログを読んでいたら、興味深い一節に突き当たった。 オイラはものをあまりよく知らない。昔はそれを恥ずかしく思っていたし、よくバカにされてきた。でも、今はなんとも思わない。なぜなら、ネットの時代、知識は誰でも簡単に拾えるようになったので、知識そのものに価値がなくなったからだ。いや、それは言い方が違うな。本当に物知りなのか、ネットで拾っただけの知識なのか見分けることが困難になったからだ。ちょこちょこっと検索して、それを散りばめれば物知りに見える文章は作れる。「鎮」という漢字が読めない知ったかぶり「雑学王」 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 なるほどこれは確かにそうかも知れない。インターネットやIT機器の発達で、情報というものはこれまでと比べて格段と調べやすく、また引き出しやすい環境になった。だから、以前のようにそれを
Lesson446 さらわれる力 ダメな大学生は、どこがダメなのだろうか? 誤解がないように言っておきたいが、 私は、いまの大学生がダメだと言う気なんか さらさらない。 優秀だと思っている。 こちらがへこむくらい、 同じ組織にはいったならリーダーとしてあおぎたいくらい、 すごい大学生にも、数々、会ってきた。 ただ、フリーランスという立場で、 さまざまな大学に呼ばれ、 あまりにさまざまな大学生に触れるものだから、 とにかく、すごくちがうな、と。 大学によってもちがうし、 同じ大学でも学生によって、ひとりひとりちがうから。 なにがちがうんだろう? と。 高校なら暗記学力の得点で、 社会人なら売り上げなどの実績で、 よくもわるくも、ある程度、説明がつく。 でも、大学生で、ダメっていうのは、 なにがダメなんだろう? 頭の中をよぎるのが、大学の先生たちのこんな言葉だ。 「具体例にしか反応できない人」
Lesson448 持ち出す感覚 表現というものは 恥ずかしさを伴うものだ。 でもその恥ずかしさを押して、 自分の中から何かを持ち出し、 伝えようとするとき、 内容以上に、その姿勢こそが 聞く人を励まし、解放するのではないだろうか? 私には、大学時代の友だち3人がいる。 この友人たちに会っているときは、 心の底から、くつろいで、 ここにいていい、 受け入れてもらっている という気持ちになる。 別れたあとも、 あとから、あとから、 あたたかい、ゆったりとした気持ちに 満たされていく。 友だち同士、とくに 女の友だち同士というものは、 どこか競いあうような部分があり、 私も、いつもは、 「気の利いたことを言わなければいけない」 「この集団の中では、 常に自分を磨いて、進歩してないといけない」 「おもしろい人間であらねばならない」 とどこか気をはっている。 でも、この友人たちといると、180度
Lesson468 2人称=「あなた」がいない 先日、社会人向けの文章教室で 鋭い発見をした生徒さんがいた。 「相手に伝わる文章を書く」 というねらいのもとに、 職場の上司でも、自分の親でも、友人でも、恩師でもいい、 具体的な一人の相手を選んで、 その人に伝わる文章を書いていたときだ、 「すごく恐ろしいことに気づいてしまった」 とある生徒さんが、言った。 「これは、相手に向けて書いてるんじゃない! すべて自分に向けて書いているんだ!」 聞いている私は「ゾクッ!」とし、 他の生徒さんたちも、 「自分もそういうとき、あるある!」と 共感することしきりだった。 「相手に向けて言っているようで、 実はすべて自分に言っている」 文章や会話が、 そうなってしまっているときって、 あなたにはないだろうか? 卑近な例で言うと、 風のうわさで、最近、ともだちのAさんがフラれ、 落ち込んでいると聞いたとする。
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