目次 はじめに 特徴 インストール ユーティリティAPI ハッシュデータベースAPI B+木データベースAPI 固定長データベースAPI テーブルデータベースAPI 抽象データベースAPI ちょっとしたコツ ファイルフォーマット よく聞かれる質問 ライセンス はじめに Tokyo Cabinetはデータベースを扱うルーチン群のライブラリです。データベースといっても単純なもので、キーと値のペアからなるレコード群を格納したデータファイルです。キーと値は任意の長さを持つ一連のバイト列であり、文字列でもバイナリでも扱うことができます。テーブルやデータ型の概念はありません。レコードはハッシュ表かB+木か固定長配列で編成されます。 ハッシュ表のデータベースでは、キーはデータベース内で一意であり、キーが重複する複数のレコードを格納することはできません。このデータベースに対しては、キーと値を指定してレコー