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EMが全国各地で教育現場に導入され、定着していることが大いに懸念されています。これに関連して、タイトルに記した「疑似科学が教育現場に入り込む理由」について実感したことを述べます。 先日、とある学会の大会に参加しました。よくある名前ばかりのインチキ学会ではなく、日本学術会議に登録し、数千人の会員を有する歴史と権威を持つ学会です。英語と日本語2種類の学会誌を発行しており、インパクトファクターも取得しています。 早い話がまともな学会です。 その大会で、疑似科学に傾倒していると思われる研究者の講演がありました。 事前に大会の公式サイトではタイトルしかわからなかったのですが、タイトルだけでも私の脳内の「トンデモセンサー」が反応したので、是非とも聞きに行こうと思っていました。 実際に聞いてみると、予想より酷い内容でした。仮にも学会の大会という場でこのような講演が行われたことは極めて残念です。 私ならび
船瀬俊介は自称環境問題評論家で、週刊金曜日編「買っていはいけない」の著者の一人です。このころから船瀬氏の主張には問題点が多くありましたが、最近、特に抗癌剤について看過できない主張を行っているので、ここで批判いたします。わからないことがございましたら、コメント欄かメール()でご質問してください。可能な限り回答いたします。ご自身や大切なご家族が癌にかかれば誰でも不安になります。抗癌剤を使うとなれば、治るのだろうか、副作用はどうなのだろうか、とあれこれと悩むのは当然です。しかし、無知に付け込む怪しげな主張に惑わされないようにしてください。少なくとも、最低限の医学知識を持った人で、船瀬俊介氏の抗癌剤に関する主張に賛同する人は皆無であることだけは確かです。反論があるという方は、コメント欄にどうぞ。 船瀬俊介氏の主張 船瀬氏は「抗ガン剤で殺される―抗ガン剤の闇を撃つ」という著作も書いていますが、ネット
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