特集 ブロードバンド・ルータ徹底攻略ガイド 4.IPアドレス/ポート変換機能 --ポート・フォワーディングとDMZ-- デジタルアドバンテージ 島田広道 2001/06/28 多くのブロードバンド・ルータには、前ページに記したIPマスカレードのいわば「弊害」を回避する機能も実装されている。ブロードバンド・ルータのアドレス/ポート変換機能にある設定項目は、この機能にかかわるものがほとんどだ。 この機能を大別すると2種類になる。1つは「ポート・フォワーディング」と呼ばれる機能で、アドレス変換テーブルを「静的」に、つまり手動で設定するものだ。これを設定しておくと、WAN側から特定のIPアドレス/ポートに対してパケットが送信された場合、ブロードバンド・ルータは静的なアドレス変換テーブルの内容に従って、そのパケットをLAN側の特定のIPアドレス/ポートあてに転送する。この機能の名称はメーカーによって