双葉病院 院長が語った(1/6) 小欄で私は前回、福島県大熊町の双葉病院の問題を取り上げました。福島第1原発近くの同病院、系列の介護老人保健施設の入院患者、入所者が、避難中、避難後に相次いで亡くなったことについてです。掲載後、同病院の鈴木市郎院長から「疑問にお答えしたい」と連絡があり、院長や医師に直接取材できました。以下はその内容です。 ▽3月11日 地震発生時、病院の入院患者は339人で、多くは寝たきりや認知症のお年寄りだった。職員は約60人、医師は院長を含め4人いた。女性が多い事務職員は帰宅させたが、医師、看護師、作業療法士、栄養士などは病院に残り、暗闇のなかで夜を過ごした。 ▽12日 「原子炉が危ない」と、防災放送で避難指示があった。患者を町役場に避難させたがパニックとなり、町職員の要請で全員、病院に戻った。その後、救助にきたバスに、歩ける患者209人を乗せた。病院の車に薬や
国立がんセンター中央病院院長主催講演会『新しい病院作りに向けて』が9日開かれ、立場ある医療者たちから爆弾発言が連続で飛び出した。特に、新病棟への移行が済んだばかりの日本赤十字社医療センター・幕内雅敏院長(肝胆膵外科医としても高名)の「告発」はビックリすること請け合いだ。(川口恭) この勉強会のプログラムは以下の通り。 ●「がんセンター麻酔科再建」 帝京大学麻酔科准教授 大嶽浩司 先生 ●「新規診療科の立ち上げ」 帝京大学腫瘍内科講師 堀明子 先生 ●「新病院の歩み」 日本赤十字社医療センター院長 幕内雅敏 先生 ● 総合討論 全員の講演が三者三様に面白かったのだが、特にビックリした幕内院長の発言と討論を中心にお伝えする。 幕内 「私は大学にいる時、手術があったので教授会には出なかった。そうすると悪口を言われる。教授会には出ない代わりに経営指標は全部見てた。ところが日赤はそういう指標が一切出
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