"地方エンジニア" という考え方はすでに終わっている - Download as a PDF or view online for free
人口減少。産業空洞化。シャッター商店街。高齢化。 唐突にいやな単語ばかり並べてみた。さて、皆さん、これで思い浮かべるのは、どこか?はい。すぐにおわかりだろう。「地方」である。 日本の「地方」は、ダメダメである。少なくとも、メディアの多くはそう語っている。 そこで、自分の故郷を振り返ってみる。 なるほど。駅前の旧市街は、シャッター商店街だらけである。かつてあった3つの百貨店は消えてなくなった。休日、住人は、ダウンタウンを目指すことはなく、ジャージを着たまま、郊外のショッピングモールに車で出向く。デートも、遊びも、買い物も、食事も、映画も、ワンストップで全部クリア。 ちなみにこれは、私の田舎、静岡県浜松市の話である。 と書くと、ああ、大手ショッピングモールが昔ながらの商店街をつぶしちゃった、って話ね、と早合点されるかもしれない。事実、「ショッピングモールが地方をつぶした」話に代表される、型に
ずっと「トカイ」にいかなければと思っていた。 育った町は関東に位置している田舎だ。電車に乗れば東京まで一時間半か二時間程度の場所だが、それでも十分田舎だった。電車を目の前で逃すと一時間は待たなければならない。隣駅は無人駅で、最寄駅は7時にならないと自動券売機で切符が買えない。バスに至っては二時間来ないこともざらだ。終電や終バスの時間も早く、夕方が差し迫ってくれば、乗り継いで行った先の終電のことを考えなければならない。東京は近くて、でも遠い街だった。 電車に乗ってあの町が近づいてくると、見渡す限りの田んぼとその中をうねうねと伸びる農道が見える。街燈がぽつぽつとしかない道を闇におびえながら全力疾走で駆け抜ける夜も、夏になると井戸からくみ上げた水が滔々と流れる用水路も、稲穂の上を渡る金色に光る風も、その中を喜んで走る犬も、道端で干からびている車にひかれたイタチも、うっそうと道上に生い茂り時々大き
国土交通省は19日、経営が厳しいバスやフェリーなどの公共交通機関を支援するため、2011年度概算要求で、今年度予算(193億円)の倍以上にあたる約400億円を要求する方針を固めた。 菅内閣が、高速道路の原則無料化方針でフェリー会社などの経営を圧迫しながら、地域交通支援の予算を増やすことで、バラマキ批判や、政策の矛盾を指摘する声が強まりそうだ。 予算のメリハリ付けを図る「元気な日本復活特別枠」を活用し、フェリーやバス会社の赤字の穴埋めなどに使う考えだ。 しかし、地方のフェリー会社などは、菅内閣が継続している高速道路の「土日上限1000円割引」などの影響で利用客がさらに落ち込み、赤字を膨らませている面がある。総合的な交通体系の視点を欠く対応に風当たりが強まりそうだ。 10年度までの予算は、地方バスの路線維持や離島フェリーの運航補助、鉄道の安全対策など、交通機関ごとで別々に予算を計上していた。一
ブログ市長で話題の鹿児島県阿久根市に行って来た。 目的は、駅前に廃ブルートレインを再利用した宿泊施設があって、それに乗る(というか泊まる)ことだった。が、行ってみたら、むしろシャッター街のすごさに目を奪われた。 「シャッター街がすごい」なんて、まったく失礼な言い方のようだが、別に揶揄してそう言ってるわけではない。本当にすごいというか、なにやら面白いのだ。 順を追って説明したいと思う。 (T・斎藤) 地方は疲弊している その日、私はまず砂蒸し温泉で有名な指宿を訪れた。 駅前の広場に足湯があるなど、温泉街らしい楽しげな雰囲気もあったものの、商店街はこんな感じだった。 こういった光景は、九州各地で見受けられる。 佐賀県は有田駅で降りた時もやはり駅前がこうだったし、私が住む長崎県でも同様。さすがに長崎や佐世保など大きな所はそうではないが、諫早、大村、島原などのアーケードはこれに近い感じだった。 レ
あちこちで、以下のように主張している人をほとんど定期的にみかける。 「地方には最新情報が何にもない」 「CDを買いに行っても何も無い」 「だから地方には夢がない」 よくよく噛みしめれば、面白い話である。これは、働く場所が無いがために“地方に夢がない”と言っている人達とは、話のニュアンスがかなり違う。こういう人達は“地方には夢が無い”と言いつつも、ほとんど無意識のうちに以下のように言っているようなものである。 「首都圏には最新情報があって」 「オシャレなCDを売っていて」 「だから首都圏には夢がある」 最新情報に囲まれてオシャレなCDを購入していなければ、夢って、みれないものなんだろうか?? 首都圏で、優越感や疾走感に包まれないと干からびちゃう人達 世の中には、東京に出て、最新の情報をガブ呑みして、オシャレな音楽にうっとりしなければ夢が急速に萎んでしまう人もいれば、人口5万人ぐらいの街のJA
ライトレール導入の成功例として代表的な富山県富山市。このライトレールを導入した背景には、県庁所在地においてもっとも人口密度が低いという問題を解決することにあった。 13日、島根県松江市にて「松江市の交通とまちづくりを考えるシンポジウム」が開催。その中の基調講演「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」にて、富山市長の森雅志氏が述べた。 富山ライトレールは2006年に富山市に開業したライトレール。廃線となったJR富山港線の跡地と道路上を通る全長7.6kmの路線で、13の停留所を設置した。さらに、2009年には、再開発地域にあらたな路線を敷設し富山地方鉄道の路面電車を短絡。環状線として運行する「セントラム」も供用を開始した。 富山県は、道路の整備率や1世帯当たりの実収入が全国平均よりも高く、郊外の土地が安いということもあり、持ち家率が全国で1位だ。一見すると住みやすく思えるが、人口密度が1ヘ
村で唯一の医師が辞意。献身的な医師に対する村人の心無い罵声が背景か…秋田・上小阿仁村 1 名前: ブンゼンバーナー(愛知県):2010/03/11(木) 22:12:42.13 ID:q+G8oANH● ?BRZ 1通の辞職願で上小阿仁村が揺れている。村唯一の医療機関「上小阿仁村国保診療所」に勤務する有沢幸子医師(65)が「精神的に疲れた」と先月下旬、突然、退職表明し、61年ぶりの無医村になる可能性が出てきたのだ。休みは20日に1回という激務に耐え、地域医療を支えてきた有沢医師に何があったのか。 辞意を表した理由を有沢医師は公にしないが、小林宏晨村長(72)は「言われ無き中傷により、心に傷を負わせてしまったことが最大の原因」と語る。 村幹部らによると、有沢医師は昨秋、診療所向かいの自宅に「急患にすぐに対応できるように」と自費で照明を設置。だが、直後に「税金の無駄使いをしている」と言い掛かり
松江から日本海を北へ約60キロ沖にある隠岐諸島の中ノ島、面積約33平方キロメートルの全土が海士という町だ。東京から飛行機、バス、フェリーを乗り継いで約6時間半。松江からのフェリーは1日2便(冬期間は1便!)しかない。人口約2400人、高齢化率39%の典型的な過疎の島だ。 そんな海士町(あまちょう)が、都会から数多くのIターン者を集めている。しかも、いわゆる大企業で仕事をしていたり、難関大学を卒業したりといった、世間では「勝ち組」と言われる経歴を持つ若者が多い。 「過疎」「高齢化」は地方の多くの自治体が共通に抱える悩みだ。東京でIターン・Uターンを呼び掛けるイベントを開催したり、住宅や仕事の斡旋で便宜を図るなど、各自治体は新たな居住者集めに知恵を絞る。しかし、現実は厳しく、新住民の獲得は難しい。そんな中、圧倒的に不利な地理条件の海士町に、なぜ、都会の生活を捨てて、若者はやってくるのだろうか。
アニメ「らき☆すた」の舞台で、“聖地巡礼”と称して多くのファンが訪れることが話題となった埼玉県鷲宮町。さまざまなイベントやキャラクターグッズを開発し、アニメを町おこしに活用し、全国の自治体から視察も訪れるなど注目を集めている。アニメ放送が終わって3年がたったが、10年の初詣で客は過去最高の45万人に達するなど、衰えない人気の秘密を探った。【河村成浩】 「らき☆すた」は、角川書店の雑誌「コンプティーク」などで連載中の美水かがみさんのマンガが原作で、アニメは07年4月~9月に放送された。オタク女子高生の泉こなたと仲間たちの学園生活を描き、さまざまなマンガのパロディーやマニアックなせりふ、奇抜な演出などがネットを中心に話題となり、DVDや関連グッズも人気となった。ヒロインの柊姉妹の実家の「鷹宮神社」のモデルが同町の鷲宮神社であることが明かされると、「聖地巡礼」と称して多くのファンが詰めかけるよう
地元キャラ公募で市民投票断トツ1位の「キンタローマン」が市の審査で12位のキャラに敗れる…南足柄市 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2010/01/12(火) 15:17:31 ID:???0 南足柄市などがデザインを公募した「足柄山の金太郎」をモチーフにした観光PRキャラクターに寄せられた戦隊ヒーロー風の作品「キンタローマン」。子どもから圧倒的な人気を集め、市民投票では126票を得て断トツの1位。だが、デザインが奇抜過ぎたのか、最終審査では、投票12位(13票)の作品に最優秀の座を奪われ、2番手の優秀賞に泣いた。 「気はやさしくて、力持ち」で知られる金太郎。南足柄周辺では、幼少時に夕日の滝で産湯をつかい、足柄山で山うばに育てられたという伝承が残る。地元のヒーローを町おこしに使おうと企画されたのがPRキャラの公募。市ホームページで昨年8月中旬から約1カ月
∞守備徹底、勝機つかむ ワクワクドキドキ、そして最終盤までハラハラさせてくれた2009年のモンテディオ山形。「降格確実」の前評判を吹き飛ばし、初めてのJ1の舞台で「残留」を勝ち取った今季の軌跡を振り返る。(高田正幸) 「戦前の予想は断然の最下位。ざまぁ見ろってんだ!」 5日の今季最終戦後、小雨の降るNDスタのピッチ上。サポーターへのあいさつの冒頭、海保宣生理事長が叫んだ。ゴール裏とメーンスタンドを埋めたサポーターから「カイホ」コールを送られ、大きく右手を上げた。 「最下位予想」にはそれなりの理由があった。Jリーグで唯一、社団法人が運営するモンテの今年度の予算は約10億円。リーグトップの浦和の70億円からは大きく引き離され、J1では断トツの「最貧クラブ」なのだ。日本代表などのスター選手もいない。 予想を覆した要因は何だったのか。「全員が高い守備意識で戦ってくれた」。小林伸二監督が真
2人の女子生徒会長が、かわいいと話題 …W黒タイツで福祉活動 2人の女子生徒会長が、かわいいと話題 …W黒タイツで福祉活動 福祉活動を行う2人の生徒会長が、かわいいと話題になっている。 精神・萌え・ヲタク一覧 [22:50] Tweet (50) 福祉活動を行う2人の生徒会長が、かわいいと話題になっている。 【宇都宮】塩谷町に本校がある通信制高校「日々輝学園」は10日、エコキャップ運動で集めたペットボトルのキャップ32キロ(約1万3千個)を市社会福祉協議会に贈った。11月に行った文化祭をきっかけに、生徒会やPTAに呼び掛けて回収した。同校が市社協にキャップを贈るのは初めて。 本校の菅沢志保生徒会長と、宇都宮学習センターの真尾唯花生徒会長が同社協を訪れ、ビニール袋に入ったキャップを井沢清久事務局長に手渡した。エコキャップ運動は、キャップを売却した益金で発展途上国の子どもたちのために使うワクチ
“おたく専門SNS”の「おたくま」が、4月27日から12月4日までの期間に収集された13,757名分の情報を元に、“おたく”属性の趣味をもつ人の所在地や人気ワードランキングをデータとしてまとめ、「日本全国おたくマップ2009年度版」として発表した。 今回の調査で、おたく人口の半数は関東圏に集中していることがわかった。1位の東京は2位の神奈川に15%もの差を空けての堂々のトップ。千葉、埼玉、茨城など関東と呼ばれるエリアを合わせると、実に全国のおたく人口の約50%近くが関東に集まっているという結果となった。 また、世代別統計データを見てみると、男女ともに21歳から25歳の間をピークに“おたく趣味”をもつ世代が存在していることがわかった。21歳〜25歳以降は半数近くへと減少し、40歳までゆるやかに減少。女性にいたっては、46歳以上はほぼ皆無に等しく、男性にいたってはわずかながらの数にまで減少した
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く