『オンライン教育』という既存の教育とテクノロジーを組み合わせた新たな分野に世界の注目が集まっているのをご存知だろうか。ワシントンポストによると、米国の国内総生産9パーセントを占め、その額は1兆3000億円を突破すると言われる『教育市場』に参入するため、大学などの高等教育機関や米国スタートアップ企業の間で大きな盛り上がりを見せている。 実際に、『知の大国』と名高いハーバードやマサチューセッツ工科大学などのアメリカの大学も、世界中から優秀な頭脳を惹きつけるために『Massive Open Online Course (MOOC)』と呼ばれる無料で参加可能なオンライン大規模講義を全世界に展開し、数百万人のユーザーを生み出している。特筆すべきは先進国だけでなく、発展途上国からのアクセスも顕著になっており、ユーザーの爆発的拡大に繋がっている。さらに日本でも、オンライン教育サービスが徐々に浸透してきて
目的 小学校学習指導要領に対応させながら言語活動と情報活用能力をキーワードに、コミュニケーション力を「主体的に情報にアクセスし、収集した情報から課題解決に必要な情報を取り出し、自分の考えや意見を付け加えながらまとめ、メディアを適切に活用して伝え合うことにより深めていくことができる能力。」 と定義し、 これをスキルの視点で捉えると、 ・人やメディアにアクセスするスキル ・複数の情報から必要な情報を取り出し新たに情報を生成するスキル ・メディアを活用しながら表現・交流し合うスキル になる。 このようなスキルは学校の教育活動全体を通じて身についていくものであり、私たちはこれを端的に「21世紀型コミュニケーション力」と称することにした。 これを育成する手法について研究する。 概要
稲垣 忠 東北学院大学教養学部准教授。 関西大学大学院総合情報学研究科修了。 2003年より東北学院大学教養学部専任講師、2006年より現職。 宮城県において現職教員・大学研究者・学生による研究サークル「情報活用型授業を深める会」を主宰。 文部科学省「情報活用能力調査に関する協力者会議」委員 文部科学省「学びのイノベーション事業小中学校ワーキンググループ」委員 日本教育工学会・日本教育メディア学会・教育システム情報学会・異文化間教育学会会員 著書 「デジタル社会の学びのかたち-教育とテクノロジの再考」(アラン・コリンズ、リチャード・ハルバーソン著の翻訳) 「授業設計マニュアル-教師のためのインストラクショナル・デザイン」(稲垣忠・鈴木克明による編著)(いずれも北大路書房) など Webサイト:http://www.ina-lab.net/ Twitterアカウント:slty022
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く