リオデジャネイロオリンピックのアジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権、手倉森監督率いるU-23日本代表は見事6連勝でアジアの頂点に登り詰めた。 特に決勝トーナメントに入ってからの3試合は、全て終盤に「ドラマ」が待っていた。計6試合における日本代表のゴールが決まった時間帯を表にしてみると、その傾向が可視化される。 U-23 AFC選手権の手倉森ジャパンの時間帯ゴール分布図全15得点のうち11ゴール、実に73%が後半と延長戦に決まっているのだ。この「偏り」は偶然ではない。手倉森監督の徹底した「終盤勝負」の戦術を選手たちが実践し、結果として現れたのだ。 終盤まで走り切れる選手のコンディションをターンオーバーで維持今大会は中2~3日で6連戦を行う過密日程となっており、全出場国が選手のコンディショニングに苦労する形となった。 全チーム共通のその「課題」に対して、手倉森監督は「ターンオーバー」で