外国の名称を外務省などが表記する際、現在2つの国に使われているカタカナの「ウ」に濁点をつける表記を来月から変更する法案が、衆議院本会議で可決されました。 外務省などが使っている外国の名称は、原則「在外公館名称位置給与法」で定められた各国の大使館の名称がもとになっています。 今の国会に提出された法律の改正案は、カリブ海東部の島国「セントクリストファー・ネーヴィス」と、アフリカ西部の島国「カーボヴェルデ」の大使館名の表記のうち、濁点をつけた「ウ」を新年度の来月から「ビ」と「ベ」にそれぞれ変更するというものです。 19日の衆議院本会議では改正案の採決が行われ、全会一致で可決されました。改正案は今月中に成立する見通しです。 現在2つの国名以外には濁点をつけた「ウ」は使われていないため、外務省などの文書からは今月いっぱいでなくなることになります。 河野外務大臣は記者会見で、「一般に使われている名称と