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2011年01月29日13:30 カテゴリ経済 デフレ論争の終わり 週刊東洋経済の臨時増刊は「デフレ完全解明」。ところが中身を読んでみると、10人のエコノミストのうち「4%のインフレ目標」などと叫んでいるのは岩田規久男氏だけで、他の人々は「規制改革」や「産業構造の転換」あるいは「潜在成長率を高める」など、デフレそのものをほとんど問題にしていない。もうデフレ論争は終わったということだろう。 一般論としては、金融政策が効果をもつ局面はある。伊藤隆敏氏も指摘するように、90年代末の金融危機のとき、日銀が現在のFRBのようにアグレッシブな流動性供給を行なっていれば「デフレの罠」に陥ることを防ぐことができたかもしれない。さらにさかのぼれば、90年代前半の不良債権処理の失敗によって企業のバランスシートが毀損した状態が長期化したことも大きい。しかしこれは結果論で、今いってどうなるものでもない。 上野泰也
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 「デフレの世の中で、約1万円もする商品がここまで評価されるとは思わなかった」。高岡浩三・ネスレ日本副社長は、今年3月から全国販売を始めたコーヒーマシン「ネスカフェ バリスタ」の売れ行き好調ぶりを、こう話す。 コーヒーマシンというと、豆を使ってレギュラーコーヒーを淹れるのが一般的。一方ネスカフェ バリスタは、世界で唯一のインスタントコーヒー用のコーヒーマシンだ。詰め替え用パックを使えば、ボタン一つで本格的エスプレッソタイプコーヒーなど、5種類のコーヒーが楽しめる。 昨年4月からイオングループ内限定店舗でテスト販売していたが、出荷台数は想定の倍以上を達成。全国販売開始後にオープンした直販サイトでも、1日限定150台が連日5~10分で完売す
「デフレ」に関しては、いくつもの誤解がある。 経済学的にはまったく正当化できない議論が、数多く、しかも堂々と行なわれている。場合によっては、経済学の命題とまったく逆のことが主張されている。 こうした議論は、明白に誤りであるにもかかわらず、人々の考えに大きな影響を与えている。そして、日本の経済政策にも多大の影響を与えてきた。日本経済が過去15年もの間、長期停滞から脱却できなかったのは、こうした誤った考えが支配的だったからだ。 これらは、経済学上の争点となるような複雑な問題ではない。それどころか、経済学のごく初歩的な点に関する誤りである。それらの多くは、現象の一部しか見ていないことに起因する。経済現象では、一部が変わると他も変わるのが普通なのだが、それを考えていないのだ。経済学の言葉で言えば、誤った議論は、部分均衡分析しかしておらず、一般均衡分析的な視点を欠いているのだ。そして、事態の一部のみ
急激な円高、ドバイショック…。世界経済が再び揺れ始めた。国内では深刻な「需要不足」で価格破壊が進み、デフレに突入。政府・日銀は緊急対策を発表したが、猛烈な経済収縮は止まりそうにない。 11月27日。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の信用不安が引き起こしたドル売り・円買いの流れが一時、1ドル=84円台という14年4カ月ぶりの円高を招いたこの日、総務省が発表した全国CPI(消費者物価指数)も節目を記録した。物価下落の「広がり」がこれまでで最も大きくなったのだ。 深刻な「需要不足」は3年続く シティグループ証券の村嶋帰一・エコノミストによると、10月のCPIでは585品目のうち、62%が前年同月に比べて値下がりした。これまで、値下がり品目が最も多かったのは2002年3月の61%。CPIはガソリンなど家計の支出に占める割合が大きい品目の値動きによっても大きく動くが、今回の物価下落は特定品目の
2009年11月07日10:53 カテゴリ経済 勝間和代氏のためのマクロ経済学入門 菅直人副総理(国家戦略室担当)に対して、勝間和代氏が「まず、デフレを止めよう」と題したプレゼンテーションを行なったようだ。その内容は出来の悪い学生の答案みたいな感じだが、これが国家戦略に影響を及ぼすとなると放置できないので、少しコメントしておこう。 まず勝間氏は「日本はデフレスパイラルの真只中にあることを再認識して下さい」(p.2)と題してグラフを出し、「※OECD定義によれば、「デフレ」と「デフレスパイラル」は同義です」と書いている。このOECDの定義とは何を意味するのか不明だが、たとえばOECDが財務省に行なった説明では、Persistent deflation may degenerate into a deflationary spiral of falling prices, output, pr
2009年3月期まで3年連続で過去最高益を更新してきた任天堂の失速が鮮明になった。任天堂が10月末に発表した09年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比34.5%減の5480億円、営業利益が同58.6%減の1043億円と、4年ぶりに減収減益となった。06年末の発売以来、これまで快進撃を続けてきた据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の販売が落ち込んだためだ。 任天堂によると、Wii本体の販売台数は同43%減の575万台、Wii向けソフトの販売も同6%減の7621万本。携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズのゲーム機本体は同15%減、ソフトも同16%減と、いずれも振るわなかった。とりわけ主力の人気商品、Wii本体の落ち込みが目立った。 「魅力的な商品なら不況でも売れる」はずだったのに… 岩田聡社長は大阪市内で行われた決算発表の会見で「Wiiは失速した」「景気の影響も考えざるを得ない」など
無人カフェ「DRINK STATION」には会社員らが次々と立ち寄る=大阪市北区の大阪駅前第3ビル地下1階 店員はおらず、自動販売機がずらり。大阪市や神戸市の中心部で、こんな「無人カフェ」が人気を集めている。経費削減、ボーナスカットと暗い話題ばかりの中、「1杯350円のコーヒー代も節約したい」という会社員らにとって、都心のオアシスになっている。(石山英明) ◇ 平日の昼下がり。大阪市北区の大阪駅前第3ビル地下1階の「DRINK STATION」はお客でいっぱいだった。1本80〜100円の缶コーヒーやジュース、食べ物の自販機が4台並ぶ。店員はおらず、約20坪に約50席。会社員や学生が書類や本を読む光景は、喫茶店と同じだ。 週に3回程度利用する会社員男性(67)は「喫茶店だとコーヒーがここの倍以上。不況のご時世、1円でも安くすませたい」。大阪市淀川区の専門学校生女性(22)は「清潔
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