iPhone/iPadの大量導入にともなうキッティング作業負荷は、企業にとって大きな悩みの種だったが、これを大幅に効率化する「Device Enrollment Program(DEP)」の提供をアップルが開始している。デバイスの登録や初期設定を自動化することができる。 アップルが昨年11月から、iOSデバイスのキッティング作業を効率化する新機能「Device Enrollment Program(DEP)」の国内提供を始めている。 DEPは、企業がiPhone/iPadを導入する際に必要な初期設定作業を大幅に省力化するものだ。DEPに対応するMDM(モバイルデバイス管理)サービスと連携して、MDMへのデバイス登録や監視対象設定(iOSデバイスをMDMの監視対象にして高度な管理・運用技能を利用できるようにする)を自動化する機能である。また、監視対象設定のためにいちいちUSBケーブルを接続す