新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮する形で、2年連続でオンラインオークションシステムでの開催となった千葉サラブレッドセール。昨年に引き続き、本年度も売却率100%という活発な取引が行われた。 その千葉サラブレッドセールの活況に、一役も二役も買ったといえそうなのが京都新聞杯(G2)をレコードで制したアスクワイルドモアと言える。 昨年の同セールでは6,941万円(税込み)で落札されたアスクワイルドモアは、即戦力であることを証明するかのように、7月のメイクデビュー函館でデビュー。3戦目の未勝利戦で勝ち上がると、初重賞挑戦となった札幌2歳S(G3)では、後の皐月賞馬となるジオグリフの2着となった。 「昨年の千葉サラブレッドセールでは、廣崎オーナー(落札者名は廣崎利洋HD(株))に落札していただきました。オンラインオークションで開催されたメリットを最大限に生かすべく、セール落札後にすぐ函館競馬場に